ブックマーク / little-hands.hatenablog.com (28)

  • ドメイン駆動設計の目的は何か - little hands' lab

    ドメイン駆動設計の定義についてEric Evansはなんと言っているのか の記事の中で、EricEvansのドメイン駆動の定義を引用して以下のように和訳しました。 ドメインの中核となる複雑さと機会に焦点を当てる ドメイン専門家とソフトウェア専門家のコラボレーションでモデルを探求する 明示的にそれらのモデルを表現するソフトウェアを書く 境界付けられたコンテキストの中のユビキタス言語で話す この中で、重要なポイントが明示されていませんでした。 定義にある4点のようなことを、なぜやる必要があるのか? ということです。 つまり、ドメイン駆動設計は、一体何を解決しようとしているのでしょうか? ドメイン駆動設計は何を解決しようとしているのか DDDはソフトウェア開発手法の一つです。 なのでまず、ソフトウェア開発の目的について考えてみましょう。 人々はなぜ、ソフトウェアを開発するのでしょうか? それは、

    ドメイン駆動設計の目的は何か - little hands' lab
  • Dependency Injectionを「依存性の注入」と訳すのは非常に悪い誤訳 - little hands' lab

    Dependency Injectionとは Dependency Injectionを日語でなんと訳しますか? 大体「依存性の注入」と訳されることが多いですよね。 確かに直訳するとその通りなのですが、実際に行っていることを表していない、非常にミスリーディングな誤訳だと思います。 依存性を注入する、と言われると、まるで新しい依存性が増えるような印象を受けますが、実際はそうではありません。 googleの言語設定を英語にして検索してみると、英語Wikipediaがトップで出てきて以下のように説明されています。 In software engineering, dependency injection is a technique whereby one object (or static method) supplies the dependencies of another objec

    Dependency Injectionを「依存性の注入」と訳すのは非常に悪い誤訳 - little hands' lab
  • オニオンアーキテクチャにておいて、ドメイン層とアプリケーション層の責務はどう違うのか[DDD] - little hands' lab

    ドメイン駆動設計で実装を始めるのに一番とっつきやすいアーキテクチャは何か - little hands' lab ドメイン駆動 + オニオンアーキテクチャ概略 - little hands' lab これらの記事で書いた通り、私はDDDのレイヤードアーキテクチャを決める際にオニオンアーキテクチャの用語を使っています。これまで色々な人に説明してきて、理解につまづきやすいポイントとしてレイヤの責務の話があったので、そこについて解説します。 一発で伝わりにくい(と思っている)定義 Onion Architecture Is Interesting - DZone Java こちらの記事で書かれている各レイヤの説明 Domain Layer Domain Model layer, where our entities and classes closely related to them e.g.

    オニオンアーキテクチャにておいて、ドメイン層とアプリケーション層の責務はどう違うのか[DDD] - little hands' lab
  • コードレビューにこそ、コーチングのアプローチを適用するべきかも - little hands' lab

    3つのコミュニケーションパターン 会社でコーチング研修があり、(主に部下と1on1を想定して)コミュニケーションパターンが以下の3つに分けられるという話がありました。 コーチング: 「答え」は相手の中にある 相手の話を聞く/問いかける/人となりを認める ティーチング: 「答え」はこちらにある 知識ややり方を教える/相手が理解してないことを説明する フィードバック: 成長を促すために、周りからどう見えているか、思われているかを伝える ポイントは 「いつもティーチングで自分が思うことばかり言ってしまってないか?アプローチには種類があることを認識し、適切に使い分けていこう」 という話でした。 これだけでもとても面白い話だったのですが、「これ、コードレビューでも同じではないか?」と思ったのです。 レビューにおけるティーチングとコーチング ティーチング ティーチングはいわゆる「指摘」です。 プルリク

    コードレビューにこそ、コーチングのアプローチを適用するべきかも - little hands' lab
  • DDDに関する質問にバシバシお答えしました [ドメイン駆動設計] - little hands' lab

    先日、メディアマックスジャパン様(以下、MMJ様)にお邪魔してドメイン駆動設計勉強会を開催してきました。そちらで質疑応答セッションがあり、実際にドメイン駆動設計で開発をしだしたタイミングで出てきた具体的な疑問について色々お答えしました。 おそらく多くの人が同じような疑問を持たれそうな内容だったので、MMJ様の許可を得てこちらでも紹介したいと思います。 コンテキストの分け方について DBを複数コンテキスト共通でつかっていいのか? スキーマわけなくていいのか? コンテキストごとにスキーマは最低限分けることをオススメしています。詳細は以下の記事をご参照ください。 little-hands.hatenablog.com 機能ごとに切る?ユーザ種別ごとにコンテキストわけるべきなのか? コンテキストの切り方が正しいかどうか、どうやって判断すればいいか? コンテキスト設計は、従えば作れるようなフローチャ

    DDDに関する質問にバシバシお答えしました [ドメイン駆動設計] - little hands' lab
  • 境界づけられたコンテキスト 実装編 - ドメイン駆動設計用語解説 [DDD] - little hands' lab

    little-hands.hatenablog.com こちらの記事で説明できなかった、「境界づけられたコンテキストをどうやって実装に落とし込むのか?という話を書きます。 境界づけられたコンテキスト実装の基イメージ 結論からいくと、基的には、 1コンテキスト = 1アプリケーション と思ってもらってOKです。 これを基として、用途や実装コストと相談しながら少しずつ設計を組み替える検討が可能です。 1アプリケーション単位で、オニオンアーキテクチャ概略の記事で紹介したアーキテクチャを1セット揃えると思ってください。 つまり、こちらの記事で紹介した2つの境界づけられたコンテキストに対して、 以下のようにアプリケーションを2セット作ります。 ドメイン層を外界と隔離して、外部に公開するする操作を周りの層で定義するのです。 最終的に、マイクロサービス2つ作ると思ってもらって良いです。そうすると、

    境界づけられたコンテキスト 実装編 - ドメイン駆動設計用語解説 [DDD] - little hands' lab
  • 境界づけられたコンテキスト 概念編 - ドメイン駆動設計用語解説 [DDD] - little hands' lab

    境界づけられたコンテキストとは 公式DDD Referenceの定義は以下の通りです。(和訳はだいぶ意訳しています) bounded context A description of a boundary (typically a subsystem, or the work of a particular team) within which a particular model is defined and applicable. 境界づけられたコンテキスト 特定のモデルを定義・適用する境界を明示的に示したもの。 代表的な境界の例は、サブシステムやチームなど。 まぁなかなかよくわからないですよね。DDD用語の中でもかなり難解なワードです。 境界づけられたコンテキストは、2つの観点から解説が必要でしょう。 ・概念としての境界づけられたコンテキスト ・境界づけられたコンテキストをどう実装に

    境界づけられたコンテキスト 概念編 - ドメイン駆動設計用語解説 [DDD] - little hands' lab
  • ドメイン駆動 + オニオンアーキテクチャ概略[DDD] - little hands' lab

    DDD連載記事 なぜDDD初心者はググリ出してすぐに心がくじけてしまうのか ドメイン駆動設計の定義についてEric Evansはなんと言っているのか モデルでドメイン知識を表現するとは何か ドメイン駆動設計で実装を始めるのに一番とっつきやすいアーキテクチャは何か 背景 ドメイン駆動設計で実装を始めるのに一番とっつきやすいアーキテクチャは何かの記事で、オススメしていたのはオニオンアーキテクチャでした。 今回は、オニオンアーキテクチャについて詳しく説明したいと思います。 上述の記事でも書いた通り、「ヘキサゴナル、オニオン、クリーン」の3つは、質的には全く同じで、思想としてはヘキサゴナルで完成されているのですが、より具体的に説明されているオニオンアーキテクチャから説明を読んだ方が理解がしやすいと思います。 その後にヘキサゴナルの説明を読むと「なるほど」となって「あれ、結局ヘキサゴナルじゃん」と

    ドメイン駆動 + オニオンアーキテクチャ概略[DDD] - little hands' lab
  • モデルでドメイン知識を表現するとは何か[DDD] - little hands' lab

    DDD連載記事 なぜDDD初心者はググリ出してすぐに心がくじけてしまうのか ドメイン駆動設計の定義についてEric Evansはなんと言っているのか モデルでドメイン知識を表現するとは何か ドメイン駆動設計で実装を始めるのに一番とっつきやすいアーキテクチャは何か ドメイン駆動 + オニオンアーキテクチャ概略 概要 DDDの定義についてEric Evansはなんと言っているのか この記事でドメイン駆動開発の定義は以下のようなものであると書きました。 ドメインの中核となる複雑さと機会に焦点を当てる ドメイン専門家とソフトウェア専門家のコラボレーションでモデルを探求する 明示的にそれらのモデルを表現するソフトウェアを書く 境界付けられたコンテキストの中のユビキタス言語で話す では、ドメインの知識を言語化したモデルは、最終的にコードでどのように表現されるのでしょうか? 不変条件 まず、業務の制約に

    モデルでドメイン知識を表現するとは何か[DDD] - little hands' lab
  • なぜDDD初心者はググり出してすぐに心がくじけてしまうのか - little hands' lab

    背景 直近のプロジェクトでDDDの思想に則ったアーキテクチャで一つリリースまで漕ぎ付けまして、そこに至るまで色々と調べたり試行錯誤をしながら学んだことを書いていこうと思います。 一番にですね、大体のDDDに興味を持った人がいうのが 「単語が難しいばかりで結局イメージが湧かない」 「ドメイン駆動のを読もうとして速攻で心が折れた」 ということなんですよね。 DDDは思想としてすごく面白く、とても実用性なものなのに、なんでこんなにわかりづらいのか、ハードルが高いのか!! という点について、私なりの解釈を述べたいと思います。 心をくじく要因 Eric Evansは説明が圧倒的に下手。笑 ドメイン駆動設計といえば原著がこの(以下、原典)なのですが、 エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計 この当〜〜〜にわかりづらいです。重要なことは確かに書いてあるんですが、構成がかなりしんどくてまとまり

    なぜDDD初心者はググり出してすぐに心がくじけてしまうのか - little hands' lab
  • ドメイン駆動設計の定義についてEric Evansはなんと言っているのか[DDD] - little hands' lab

    DDD連載記事 なぜDDD初心者はググリ出してすぐに心がくじけてしまうのか ドメイン駆動設計の定義についてEric Evansはなんと言っているのか モデルでドメイン知識を表現するとは何か ドメイン駆動設計で実装を始めるのに一番とっつきやすいアーキテクチャは何か ドメイン駆動 + オニオンアーキテクチャ概略 背景 ドメイン駆動設計について、「どうやって実装するのさ?」の前に、まずは定義について認識合わせをしたいと思います。 「ドメイン駆動設計とは何か?」 ドメイン駆動設計について興味を持った時に、一番最初に疑問に思うのがこれですね。 ところが、ググって見ると結構いろんなサイトでいろいろな書きぶりをしているんですよね・・・。 「顧客と開発者が業務を戦略的に理解し、共通の言葉を使いながらシステムを発展させる手法」 ドメイン駆動設計のメリットと始め方(Codezine記事) - 「厳しい現実の中

    ドメイン駆動設計の定義についてEric Evansはなんと言っているのか[DDD] - little hands' lab
  • DDDのエンティティはイミュータブルな実装にしてもいいの?(サンプルコード有り)[ドメイン駆動設計 / DDD] - little hands' lab

    記事はドメイン駆動設計(DDD) Advent Calendar 2021の13日目の記事です。 エンティティとイミュータブル性 オブジェクトをイミュータブル、つまり内部状態を変えない実装にすることで可読性やマルチスレッド対応性が向上することがあります。 エンティティはモデリング上の定義はミュータブルなものですが、実装方法をイミュータブルにすることは可能です。 (DDDでは、エンティティはミュータブルもしくはイミュータブル、値オブジェクトは必ずイミュータブルという定義です。詳しくはこちら) DDD基礎解説:Entity、ValueObjectってなんなんだ - little hands' lab 記事ではエンティティをイミュータブルな実装にするサンプルコードと合わせて、イミュータブルにした場合の旨みを感じられるコードを紹介します。 イミュータブルなエンティティ実装の例 エンティティをイ

    DDDのエンティティはイミュータブルな実装にしてもいいの?(サンプルコード有り)[ドメイン駆動設計 / DDD] - little hands' lab
  • DDD基礎解説:エンティティ、値オブジェクトってなんなんだ - little hands' lab

    はじめに DDDの実装パターンとして、エンティティと値オブジェクトというものがあります。 ドメイン駆動一般に複雑な抽象論が多い中で、コードに近く一番イメージがつきやすいコード事例として出てくるため、ここだけは何となくわかるぞ!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。 今日はこちらの概要とそれぞれの使い道について書きたいと思います。 先にざっくりイメージ図をお伝えすると、こういう図を使って解説します。 何の目的で作るのか? ドメイン駆動設計は何を解決しようとしているのか こちらの記事で、ドメイン駆動設計のアプローチは以下の2ステップがあるということを書きました。 ドメインの問題を解決するための抽象的なモデルを作る. モデルをソフトウェア(コード)に落とし込む ※ ドメイン=ソフトウェアを適用して問題解決しようとする領域 DDDでは、このStep2の モデルをコードで表現するためのパターン

    DDD基礎解説:エンティティ、値オブジェクトってなんなんだ - little hands' lab
  • 「DDDのモデリングとは何なのか、 そしてどうコードに落とすのか」資料 / Q&A - little hands' lab

    Mix Leap Study 特別編 - レガシーをぶっつぶせ。現場でDDD! コラボカンファレンス に登壇させていただいたのでで、その際の資料です。 また、当日sli.doでたくさんのご質問をいただいたので、まとめてお答えします。 発表資料 DDDのモデリングとは何なのか、 そしてどうコードに落とすのか from Koichiro Matsuoka www.slideshare.net もっと詳しく知りたい方は この発表資料の内容を、さらに詳しく解説した書籍を出しました! little-hands.booth.pm 初めてDDDを学ぶ方、もしくは実際に着手して難しさにぶつかっている方向けの書籍になっています。 迷子になりがちな「DDDの目的」や「モデル」の解説からはじめ、 具体的なモデリングを行い実装まで落とす事例を元に、DDDの魅力や効果を体感することを目指します。 このの「第2章

    「DDDのモデリングとは何なのか、 そしてどうコードに落とすのか」資料 / Q&A - little hands' lab
  • DDDはオブジェクト指向を利用してどのようにメンテナブルなコードを書くか - little hands' lab

    Object-Oriented Conference 2020で登壇させていただきました。 その際の発表資料です。 発表資料 DDDはオブジェクト指向を利用してどのようにメンテナブルなコードを書くか from Koichiro Matsuoka www.slideshare.net 章の内容は技術書典8(2020/3/1)で頒布予定の「ドメイン駆動設計 モデリング/実装ガイド」の1,2章の内容になります。 全部で11章仕立てです、興味お持ちいただけたらお買い求めください。 受け取りは技術書典以降になりますが、それでもよろしければboothで予約可能です。 little-hands.booth.pm また、実践にあたって頻出の疑問に対してトピックごとに詳しく解説した書籍もあります。 重要トピック「モデリング」「集約」「テスト」について詳細に解説し、その他のトピックでは頻出の質問への回答と具

    DDDはオブジェクト指向を利用してどのようにメンテナブルなコードを書くか - little hands' lab
  • 非エンジニアの方に「DDDって何なの?」と聞かれたときの説明[ドメイン駆動設計] - little hands' lab

    この記事はドメイン駆動設計 #2 Advent Calendar 2018の16日目の記事です。 DDD(ドメイン駆動設計)とは何なのか そもそもDDDってなんなの?ということをちょくちょく聞かれます。 一言で言うと、「開発手法の一種です」ですが、それだと「ふ〜ん」で終わってしまうので、もう少し興味を持ってもらえる回答を考えます。 まず、開発してて何に困るのかがわからないと思うので、そこから説明をします。 非エンジニア向けの説明 開発手法にも色々あり、行き当たりばったりに作ると以下のような問題に突き当たる、ということがよくあります。 実際の業務をきちんと理解しないで作ったら、 リリースしてもあんまり使われなかったり不評なものができる きちんと整理されてないプログラムを書いたら、 あとから修正するのがどんどん大変になる DDDは、このの2個とも解決しよう、ということで生まれた設計・開発手法な

    非エンジニアの方に「DDDって何なの?」と聞かれたときの説明[ドメイン駆動設計] - little hands' lab
  • 議論が噛み合わないと思ったら、「問題解決の5階層」でどこがずれているのか確認する - little hands' lab

    チームで議論するときに常に心がけているのが、「問題解決の5階層」です。 この図で重要なことは、 下の階層で認識が一致していないと、上の階層では絶対認識があわない ということです。 「あれ、議論が噛み合っていないな?」と思ったら、この階層に照らし合わせて認識があっていないことがないか確認しましょう。 問題認識のすれ違い 例えばこのように問題の認識の違いがあったとします。 なぜ違いが生まれたのでしょうか? コードの保守性に関する経験や、スキルの違い?と考えてしまうかもしれません。 でも実際は、こうでした この話題に出てきたときの、認識していたコードが違うものだったのです。 このような場合、事象の認識を合わせて初めて、問題の認識を合わせることができます。 このようなケースは非常に多いです。 普段一緒の空間で仕事をしていても、個人作業をしている時間は多いほど、人によって見えているもの、体験したこと

    議論が噛み合わないと思ったら、「問題解決の5階層」でどこがずれているのか確認する - little hands' lab
  • ドメイン知識とユースケースの違いは何か?[ドメイン駆動設計][DDD] - little hands' lab

    DDDの文脈の中で、 「ドメイン知識とユースケース(≒アプリケーションの知識)は何が違うのか?」 という疑問がよく持たれます。 この記事ではその違いを説明し、DDDのコードにどう反映するかを書きます。 あるToDoアプリの仕様 事例として、ToDoアプリの話をします。 「仕様を決める」と言ったとき、以下のように箇条書きで決めることがあると思います。(Jiraのようなチケット管理システムのチケット詳細として書いたりしますよね) ユーザー登録、非活性化ができる メールアドレスは重複登録できない タスク登録、更新、完了、未完了に戻す、延期、ユーザーへのアサインができる タスクは3回までしか延期ができない 非活性化されていないユーザーにアサインができる タスクを完了、アサインするとタスクレポートが作成される これはいわゆる「ビジネスロジック」と呼ばれて、3層レイヤーのアーキテクチャではBusine

    ドメイン知識とユースケースの違いは何か?[ドメイン駆動設計][DDD] - little hands' lab
  • 新卒にも伝わるドメイン駆動設計のアーキテクチャ説明[DDD] - little hands' lab

    ドメイン駆動設計で実装を始めるのに一番とっつきやすいアーキテクチャは何か ドメイン駆動 + オニオンアーキテクチャ概略 以前こちらの記事でアプリケーションアーキテクチャについて書きました。 こちらの記事では比較的ネタ元に忠実な解説をしたのですが、実際これに基づいて人にレイヤの説明をした際、依存性の逆転部分や円形で表現する部分がなかなか伝わりにくいことがありました。 そんな中で、所属プロダクトで新卒含めて大規模なリニューアル案件でDDDを採用することになり、新卒にも伝わるように説明をする必要性が生じました。 結果、新卒にも伝わり、運用が割と回る説明が見つかったのでご紹介したいと思います。 アプリケーションアーキテクチャ全体図 とにかく、何か説明する際はこの図を常に傍に置き、一方通行の依存性を徹底したい、という話をしています。 何かについて議論をする際は、 「それはどの層の責務なの?」 という

    新卒にも伝わるドメイン駆動設計のアーキテクチャ説明[DDD] - little hands' lab
  • DDDにおけるドメイン層オブジェクト設計の基本方針[ドメイン駆動設計] - little hands' lab

    株式会社ログラスの松岡(@little_hand_s)です。 ドメイン層のオブジェクトを設計する際に、重要な基方針があります。 ドメインモデルの知識を対応するオブジェクトに書く 常に正しいインスタンスしか存在させない この2つを守ると、非常に保守性の高いコードにすることができます。 以下、詳細に解説します。 ドメインモデルの知識を対応するオブジェクトに書く ドメイン知識(ルール/制約)を表現する実装を、ドメイン層のオブジェクトに寄せていきます。 この判断は、「ドメインモデル図に書かれた吹き出しの内容が、どの層で実装されているか」という基準に基づき行います。 この基準はコード設計の指針として非常に役立ちます。 設計の良し悪しというのはさまざまな基準があるため、レビューをしていてもいわゆる「俺の考えた最強の設計」同士が戦ってしまうことがあります。 しかし、「ドメイン知識はドメイン層に書く」と

    DDDにおけるドメイン層オブジェクト設計の基本方針[ドメイン駆動設計] - little hands' lab