ブックマーク / zenn.dev/mybest_dev (6)

  • イネーブリングチームの考え方と実践例 — 組織の価値提供能力をいかに高めるか

    はじめに 弊社マイベストでは、エンドツーエンドの機能開発チームとは別で、組織の価値提供能力を高めることを目的としたイネーブリングチームがあります。(と言ってもまだ他チームとの兼任メンバーがほとんどですが) イネーブリングチームは、バックエンドやフロントエンドなど、領域ごとに技術課題を解決すべく活動していて、自分はフロントエンド領域を担当しています。 これまで様々な活動を行ってきたので、その考え方を整理しつつ、フロントエンドイネーブリングの実践例をご紹介したいと思います。 参考:マイベストのチーム構成イメージ(記載は一部のみ・名称は仮です) 「イネーブリングチーム」とは イネーブリングは『チームトポロジー 価値あるソフトウェアをすばやく届ける適応型組織設計』、通称チートポから持ってきた名称なので、まずはチートポをベースにその役割を説明します。 https://amazon.co.jp/dp/

    イネーブリングチームの考え方と実践例 — 組織の価値提供能力をいかに高めるか
  • Goで作ったシステムをRubyでリプレイスすることを検討してみた

    はじめに 弊社にはGoで作ったシステムが存在しますが、作られてから数年が経過して、メンテナンスも十分にできていない状況でした。 そこで、このシステムをリファクタリングして生産性を上げようという結論になりました。 リファクタリングにあたり、Goのままで行くのか、弊社でよく使われているRubyで行くのかを検討してみましたので、その過程を紹介したいと思います。 Rubyでリプレイスしようと思った理由 Goで動いてて言語やライブラリのバージョンアップなどメンテナンスがされてない部分はありますが、 そこを解消すればGoのままで行った方が良いのでは?と思うかもしれません。 しかし、あえてRubyでリプレイスしようと思うに至ったのは以下の点があります。 Rubyの方が開発速度があがりそう Goのリファクタリングをするのに時間がかかりそう Goのリファクタリングと機能追加でコード修正箇所が被るとスケジュー

    Goで作ったシステムをRubyでリプレイスすることを検討してみた
  • フロントエンドのディレクトリ設計思想

    はじめに フロントエンドのディレクトリ構成、世の中に色んな「推し」が有って悩みますよね。 例えば、、、 さらに最近は、App Directoryの登場や、それに合わせたNext.js公式の「推し」構成がドキュメント化されたりと、さらに色々なパターンが出てきています。 記事の趣旨 記事では、具体的な構成そのものではなく、 様々ある構成を横串で見通して整理できる設計思想を紹介します。 新しい推し構成の紹介ではなく、構成を考えたり決めたりするときに役立つ抽象的・汎用的な指針を提供できればと考えています。 基となる考え 分割の方向 一般的に、アーキテクチャにおける分割には2つの方向が有ります。 (出典も良書なのでリンクを貼っておきます: https://www.amazon.co.jp/dp/4873119820) これはディレクトリにおいても同じだと思っていて、筆者は分かりやすさのために

    フロントエンドのディレクトリ設計思想
  • 開発チームにおけるバックエンドテストのガイドライン策定の軌跡をふりかえる

    はじめに 株式会社マイベストでバックエンドエンジニアをしています、井上周(@isaka1022)です。 マイベストの開発組織において、2023年度の後半にかけて、バックエンドのテストの書き方の方針、ガイドラインの策定のプロジェクトを担当しました。 そもそもどのようにテストの書き方を決めるのか、また、ガイドラインとして機能させるためにエンジニア全員で共通認識を持てるものに仕上げるか、など考えることが多かったのですが、なんとか形にすることができたので今回はどのようにガイドラインを策定したか、その背景や経緯をお伝えできればと思います。 ガイドライン策定の背景 mybestのアーキテクチャには近年、Ruby on Railsに加えてNext.jsが導入されました。 それに伴い、バックエンドのテスト環境に大きな変化がありました。 それまでもテストの書き方のルールが決まっていなかったこともそうですが、

    開発チームにおけるバックエンドテストのガイドライン策定の軌跡をふりかえる
  • Rails6〜7で追加された便利メソッド12選

    はじめに こんにちは。 mybest でBackendエンジニアをしている rince です。 現在、弊社ではRails6.1から7.0へのアップグレードを進めています。 → 2023/3/2にRails7.0にアップグレード完了しました! アップグレードを進める中で新たに追加された便利なメソッドを使用する機会があったので、今回はそんなRailsの最新便利メソッドをまとめました。 また、Rails7.0だけでなく、6.0や6.1で追加されたメソッドの中にもまだ割と知られていない便利なメソッドがあったりするので、それらについても合わせてご紹介します。 よりシンプルにわかりやすくコードを書けるメソッドがたくさん追加されていますので、ぜひ読んでみていただいて、皆さんの開発の手助けになれば嬉しいです。 ActiveRecord destroy_by / delete_by (6.0〜) 特定条件の

    Rails6〜7で追加された便利メソッド12選
  • VueをReactにリプレイスしてEasyからSimpleにした話

    はじめに こんにちは、株式会社マイベストでフロントエンドのテックリードをしているteppeitaです。 弊社が運営している mybest の技術スタックをVueからReactに移行したので、その時の話を共有したいと思います💪 mybestのフロントエンド紹介 まずはイメージしやすくするために、簡単にmybestのフロントエンドについてご紹介します。 フロントエンド技術構成 - TypeScript - React - ApolloClient(APIGraphQLです) - StorybookVRTやinteraction testsを実行しています) - Jest - Cypress ↑少し前まで、ReactのところがVueでしたが、リプレイスしました。今回はその話です。 画面構成 mybestには、大きく分けて、フロント画面(一般ユーザーが見る画面)と管理画面が有ります。 その

    VueをReactにリプレイスしてEasyからSimpleにした話
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