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ブックマーク / xtech.nikkei.com (36)

  • 中期経営計画と紐付けないR&D改革は非効率

    通常、企業では経営企画部門などが中心となり、3~5年単位で中期経営計画(以下「中計」)を策定します。言うまでもありませんが、この中計は企業が中期的に目指す経営目標と、その実現に向けた方針が示されたものです。来であれば、この中計を基に部門単位で達成のための目標を設定し方針を検討して、具体的な実行計画を策定していく必要があります。当然、R&D部門*も例外ではありません。しかし、R&D部門に関しては、中計と紐付いた目標設定や、その達成に向けた実行計画の立案などが行われていない企業が多く見受けられます。 この結果、場当たり的な対応が増加するなどの理由から開発リソースが不足し、商品投入の計画が遅延したり、想定以上に開発コストが増加したりするなどの事態に陥り、結果的に中計並びに事業目標が未達成に終わるケースが多く発生しています。もっと深刻なのは、この現実を認識していない、または認識しているけれども「

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    teikun 2014/08/20
  • 55億円無駄に、特許庁の失敗

    政府システム調達における失敗の典型例が、特許庁の基幹系システム刷新プロジェクトだ。5年がかりで臨んだが、結局は55億円を無駄にしただけ。新システムは完成しなかった。失敗の最大の要因は、発注者である特許庁にあった(図1)。関係者の証言から、失敗に至る経過を改めてひもとく。 特許庁は2004年、政府が打ち出した「業務・システム最適化計画」に沿って、特許審査や原保管といった業務を支援する基幹系システムの全面刷新を計画した。システムアーキテクチャーに詳しい情報システム部門のある職員(以下A職員)と、刷新の「可能性調査」を担ったIBMビジネスコンサルティングサービス(現・日IBM)を中心に、調達仕様書を作成した。 業務プロセスを大幅に見直し、2年かかっていた特許審査を半分の1年で完了することを目指した。度重なる改修によって複雑に入り組んだ記録原データベース(DB)の一元化に加え、検索や格納など

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    teikun 2012/12/10
  • 第1回:マザー工場システムが変化を求められているわけ(上)

    「予想以上に速いスピードで、パーッと世界展開と車種展開が広がりました。そして、海外26カ国に51の事業体を持ち、年間の生産台数が800万台という段階に来ていたわけです。…(中略)…。これだけグローバル展開が進むと、兵站(へいたん)線を整えなければならない。事実、兵站線は伸びきっています。…(中略)…。これまでのように社が世界中を支援し続けると、疲れ切ってしまいます」〔トヨタ自動車社長(2005年当時)の渡辺捷昭氏〕。 トヨタ自動車では、2000年半ば頃から、経営トップ陣が頻繁に「兵站線が伸びきっている」という表現を使うようになっている。世界中に多数の拠点を抱えたことで、末端の拠点まで支援の手が届きにくくなったり、国拠点の負荷が過重になるなどして、グローバル経営に支障をきたすようになっているのである。事実、21世紀に入ってから、トヨタ自動車は世界各地でたびたび大規模な設計・製造品質に関わ

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    teikun 2012/11/10
  • iPad miniのサプライヤーはここだ、KGI證券のアナリスト

    台湾KGI(凱基)證券のアナリストであるKuo, Mingchi(郭明錤)氏は、2012年10月23日に発表されるとみられる「iPad mini」の影響をまとめたレポート「Big trends for a little device(小東西,大趨勢:iPad mini背後的蘋果布)」を、2012年10月19日に発行した。 その中から特に興味深いと考えられる、推定サプライヤー・リストをKuo氏の了承を得て紹介する。記事の筆者は、新方式となるタッチパネルのサプライヤー(ITOスパッタ、パターニング、OCA(光学粘着剤))に関して別ルートで情報を得ていたが、その内容はKuo氏の推定と同じである。

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    teikun 2012/10/30
  • GT-Rの開発

    最終回:一つの区切り(下) 仙台での試作車の“試乗会”を通じて決意を新たにしていた栃木工場のメンバーは,宮川だけではない。清田勝と宮田光雄も,自分たちがこれから造るクルマがいかに規格外であるかということをあらためて実感していた。清田と宮田はボディの担当である。清田が製造(溶接)工程を,宮田が製造品質を管理する。 2012.05.24 第13回:一つの区切り(上) 全国的な猛暑に見舞われていた2006年夏の日。仙台市郊外にある「仙台ハイランドレースウェイ」では,連日のように「GT-R」の試作車の試験走行が続いていた。その様子を,開発チームの主要メンバーが見守っている。サーキットそのものを「開発拠点」にしてしまうのがGT-Rの開発スタイルである。開発に携わる多… 2012.05.22

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    teikun 2012/05/21
  • 【新しいiPad分解 その1】たしかに画面は鮮明になったが、“劇的”かどうかは感じ方次第

    Apple社は2012年3月7日に新しい「iPad」を発表した(Tech-On!の関連記事)。2048×1536画素で解像度264ppiの高精細液晶パネル「Retinaディスプレイ」を搭載した製品だ。日経エレクトロニクス分解班は、発売日の同月16日に製品を早速入手した。 「ぱっと見は従来製品のiPad 2とほとんど同じだな」というのが分解班の第一印象である。厚さはiPad 2より0.6mm増えたが、iPad 2を横に並べて高さを比べない限り、分からない程度の差だ。重さも約50g増えているが、手に持ってみても、それほど重くなったという感じはしない。ボタンやスイッチ、コネクタもiPad 2から変わっていない。 肝心の液晶画面だが、入手前は「劇的にきれいになっているはず」と思っていた。しかし、実際にiPad 2と新しいiPadの画面を比べても、すぐにはあまり差が感じられない。少し肩透かしを

    【新しいiPad分解 その1】たしかに画面は鮮明になったが、“劇的”かどうかは感じ方次第
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    teikun 2012/03/26
  • 年金システム開発が1年以上停滞 受注企業がギブアップ、違約金を払う- 日経コンピュータReport:ITpro

    次期年金システムの開発プロジェクトが、発注の失敗をきっかけに1年以上停滞していることが誌の取材で明らかになった。設計作業を受注したIT企業の1社が役目を果たせず途中でギブアップし、再発注がなされないままの状態になっている。税と社会保障の一体改革をめぐる政治の混乱もあり、再開のメドは立っていない。 ストップしているのは、オープン化を目指す次期年金システムのプロジェクトだ。厚生労働省は「年金記録問題」が表面化した後、既に着手していた基設計の一部をやり直す「補完工程」を3社に分割発注した(図)。3社のうちシステム基盤設計を3億8640万円で受注したユーフィット(現TIS)が、契約を履行できなかった。 アプリケーション設計を担当したNTTデータと工程管理支援を受注したTDCソフトウェアエンジニアリングは、それぞれ「契約どおりに作業を進めた」(厚労省年金局)。一方、システム基盤設計の進行は遅れた

    年金システム開発が1年以上停滞 受注企業がギブアップ、違約金を払う- 日経コンピュータReport:ITpro
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    teikun 2012/03/15
  • 「痛みを伴う改革も断行する、立ち止まっている時間はない」、ソニー次期社長兼CEOの平井氏

    4月1日付けでソニーの代表執行役 社長 兼 CEOに就任する予定の平井一夫氏(左)と現・代表執行役 会長 兼 社長 兼 CEOのHoward Stringer氏(右) ソニーは2012年2月2日、新経営体制に関する記者会見を実施した。同年4月1日付けで代表執行役 社長 兼 CEOに就任する予定の平井一夫氏(現・代表執行役 副社長)が登壇し、今後の抱負を語った(Tech-On!の続報)。 同氏はまず、現在のエレクトロニクス産業がコモディティー化、低価格化の波にさらされており、ソニーも例外ではないと指摘。この厳しい競争環境を勝ち抜くため、「強い気持ちとソニーを背負う責任感を持って、(平井氏が)さまざまな問題を迅速に判断する“ワン・マネジメント”体制を徹底していく」とした。 今後最高経営者として取り組む重点施策としては、(1)コア事業の強化、(2)テレビ事業の立て直し、(3)事業ポートフォリオの

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    teikun 2012/02/07
  • 絶対に言ってはいけないこのセリフ

    中国に董事長として赴任することになったという知人から、どうしたら中国の現地従業員をうまく働かせることができるかと聞かれた。私は、かつて中国企業を買収し100名以上の中国人従業員をマネジメントした経験がある。そのときは、ずいぶん苦労をした。 どうしたら上手く中国人の部下をマネジメントできるかというのは、とても難しい問題である。突き詰めると、結局は中国人をトップに据えて任せた方がいいという結論になってしまいがちだ。我々日人には理解しがたい中国人のプライドや面子の問題があるからである。ただ、自身の経験から、どうすると中国人と上手くいかなくなるか、中国人の部下を怒らせてしまうか、ということについては十分に経験している。それをあらかじめ知っているだけでも、ずいぶんと結果は違うのではないかと思う。 場面1:みんなの前で叱って「面子をつぶすこと」 これをやってしまったことがある。従業員全員にそのミスに

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    teikun 2011/11/29
  • 米からパンを作れるホームベーカリー「GOPAN」の開発

    最終回:どうしたらいいんだ 2010年7月13日,ついにGOPANの発表会の日がやって来た。発表会の当日,プロジェクト・チームでプロモーションを担当していた古長亮二(現・三洋電機 マーケティング部 事業企画部 マーケティング二課 課長)は,「人生で一番長い朝の時間」を感じていた。 2011.05.19 第7回:おなかが減ったので 三洋電機全社を挙げての強化育成事業となった「GOPAN」。2010年初頭には,三洋電機体のプロモーションや渉外,海外営業,広報などの部署を含めたプロジェクト・チームが結成された。一方,中国EMSでの生産体制を構築するべく,開発陣は中国への出張を繰り返していた。 2011.05.17

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    teikun 2011/05/06
  • 日本復興のためにわれわれも立ち上がろう!

    3月11日に発生した震災で被災された皆様に対しまして心よりお見舞い申し上げます。この原稿を書いている3月21日現在で、亡くなった方・行方不明の方が2万人を超えてしまいました。さらに多くの方が避難所で不自由な暮らしを余儀なくされ、福島の原子力発電所の事故は終息していません。 地震・津波・原発事故、この戦後最大ともいえる日の危機に、私は何ができるのか。様々な衝撃的な映像が飛び交うテレビを前にこの10日間考えてきました。節電、募金、献血、思いつくことをやってみても、自分の無力さに歯がゆい思いをしています。しかし一人の国民としてできるこうしたことの他に、私たちエンジニアだからこそやらなければならないことがあるはずです。 それは、この震災から、人類が安全で幸せな生活をおくるために将来どのような技術が求められているかを真剣に考える。そして研究開発の方向性を示し、全力でそれを実行し、人々が安心して暮ら

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    teikun 2011/03/22
  • 電子書籍を作って分かったこと

    出版業界は電子書籍を巡って大騒ぎとなっている。さまざまなプラットフォームが乱立し、これまで静観していた出版社が電子書籍に乗り出してきた。電子書籍を取り上げた雑誌や書籍も目立つ。こうした動きのきっかけとなったのは、米アップルの新型端末iPadであることは明らかだろう。出版業界としては、恐れと同時に期待も大きく、何かせずにはいられないという気持ちも正直なところだ。 今回、我々もiPad上で読める電子書籍を出すことにした。タイトルは「ネットワーク開発物語」(画面)。「IP」「イーサネット」「Web」の3大ネットワーク技術がいかにして開発されたのかをつぶさに追ったネットワーク開発史だ。ビント・サーフ、ボブ・メトカフ、ティム・バーナーズ=リーなど、直接開発にかかわった技術者を取材し、人にしか語れない内容を盛り込んだ。これ自体は有料で販売するが、コンテンツの一部は無料版の「インターネット開発物語」と

    電子書籍を作って分かったこと
  • シリコンバレーでは常識,850万人が使うビジネス特化SNS「Linkedin」:ITpro

    2人寄ればビジネスや採用の情報を交換し合うネットワーク社会,シリコンバレー。そこでビジネスに広く利用されているソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)がある。Linkedinである。シリコンバレーでコンサルティング業を営む筆者にとって,Linkedinは日々の仕事に欠かせないものとなっている。 ビジネスに特化,130カ国で850万人が利用 Linkedinは2003年にカリフォルニアのPalo Alto市で生まれたビジネス特化型SNSである。当初シリコンバレーで広まったが,現在は米国のみならず130カ国で850万人が利用している。創業したその年に,シリコンバレーの名門ベンチャ・キャピタルであるSequoia CapitalやGreylock Partnersが投資を行ったことでも知られている。 Linkedinをうまく使いこなすことは,シリコンバレーでのビジネスを進める上でのカギと

    シリコンバレーでは常識,850万人が使うビジネス特化SNS「Linkedin」:ITpro
  • 一眼レフが抱えるブレ問題,その深刻さが明らかに

    カメラ・メーカーが困惑している。問題の深刻さを,白日の下にさらす測定ツールが登場したからだ。開発したのは,簡便で的確な手ブレ補正効果の測定法を生んだ電気通信大学 電気通信学部 情報通信工学科 准教授の西一樹氏の研究室と谷電機工業。問題とは,一眼レフ・カメラが内蔵するミラーやシャッターの動作に起因する像のブレである。 あるカメラ開発者は言う。「これほど大きな問題とは全く認識してなかった。まだ追試や検証をしていないが,当だとすれば正直,参った」。 1/60秒では解像度が激減 西研究室らの測定ツールの適用結果によれば,ユーザーが頻繁に使うシャッター・スピード(露光時間),例えば1/60秒において写真の実質的な解像度は,ミラーとシャッターの衝撃によって1/4以下に低下していた。2000万画素で撮っても実は,最高でも500万画素ほどの解像度の写真しか撮れていないことを意味する。さらに,ミラーアップ

    一眼レフが抱えるブレ問題,その深刻さが明らかに
  • すごい現場

    皆はどんな現場で,どんな仕事をしているのだろう。何に悩み,どうやって乗り越えているのだろう。プロの仕事とそうでない仕事の境目はどこにあるのだろう。システム開発や運用の現場を歩き,そこで見聞きした面白い話,感動的な話,すごい話を紹介します。 ・大企業からベンチャーまで ぼくはこんな現場を歩いてきた ・SEを潰した値引き 信頼も連帯感も消えた ・期限は明日――若手SEの気迫を見た ・寝不足のプレゼン ドリンク剤も効かず ・中国の開発現場もすごい 若き社長が率いる修羅場 ・オンラインダウン発生! あの日,何もできなかった ・建築設計事務所で見た 巨匠のすごいレビュー ・コンサル泣かせの現場 “小さな王国”の弊害 ・逝去した巨匠への追悼 感激したあの言葉 ・人の話を聞かない40代 あるコンサルの失敗 ・過ぎたるは及ばざるがごとし 作りすぎたRFPの悲劇 ・人間万事塞翁が馬 得難いレクチャーの裏事情

    すごい現場
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    teikun 2009/03/17
  • 本当のことを言う

    「オレたち,マスゴミって呼ばれてるんだぜ,知ってた?」。向かいの席で藤堂さんが言う。もちろん知っている。小心者なので,そのことをいたく気に病んでもいる。 ゴミとか露骨に言われれば,ちょっと口を尖らせて言い訳してみたくもなる。けど,冷静に考えてみればちっとも意味があることではない。そう呼ばれるにはそれなりの理由があるわけで,弁明をしたらその「理由」がなくなるわけでもないだろうし。で,このことについて改めて考えてみることにした。 いらねーんだよ,お前ら まず,「マスゴミ」の意味である。ゴミと言うからには「不要なもの」,つまり,「偉そうにしてるけど,ちっとも役に立たないじゃないか。いらねーんだよ,お前ら」ということか。確かに年末年始のテレビ番組をつらつらと見ていて,「こりゃ,いらんと言われても仕方がないかなぁ」などと思わないでもなかった。一昔前まであったはずの,手の込んだドキュメンタリーや格ド

    本当のことを言う
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    teikun 2009/02/22
    上杉隆の『ジャーナリズム崩壊』にも観察者と行為者のくだりがあったな。結局、彼ら(ニューヨークタイムズ)は観察者を選択したと記憶している。
  • ひとつ上のヒューマンマネジメント 10年後も通用する文章術(1) 「駄目でない」文章を書くための9カ条

    私は企業のIT企画部門の課長としてチームメンバーの文章をチェックしています。また,教育コンサルタントとしてビジネス文章を教えたり,国家試験科目の論文添削をしています。 異なる立場で非常に多くの文章を見てきたので,今では「どんな文章が駄目なのか」がよく分かるようになりました。ここから紹介するのは「よい文章を書く技術」です。 「よい文章」とは「駄目でない文章」 私は人に「よい文章を書くコツは何ですか?」とよく聞かれます。そのときにはいつも,「駄目な文章を書かないようにすることです」と答えています。 人が何をもって「よい文章だ」と感じるかどうかは,極めて主観的なものだと考えています。個人の受け止め方や感じ方に依存する部分が多いからです。 では,ビジネス文書でも「よい文章」を書かなくてはいけないのでしょうか。もちろん,それができるに越したことはありません。 しかし,どんな人でも「うまい」と言わせる

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    teikun 2009/02/05
    28年前に出た『理科系の作文技術』はいまだに通用する内容である。
  • もう一斉値上げしかない?プロバイダの苦しい事情

    プロバイダ(インターネット接続事業者)は近い将来,事業が立ち行かなくなる。事業者の統廃合やサービスの一斉値上げが起こるかもしれない…。通信業界では今,こんな不安の声がささやかれている。 要因は主に二つある。一つはトラフィックの増加。総務省によると日のインターネット・トラフィックの総量は約880Gビット/秒(下りの月間平均値,2008年5月時点の推計)で,過去3年間で約2倍に増えた。最近はP2P(peer to peer)アプリケーションに加え,YouTubeやニコニコ動画をはじめとした動画サービスの利用が増えており,プロバイダのバックボーンをさらに圧迫し始めた(注1)。 (注1)アクトビラのようにハイビジョン品質の映画をネット経由で配信するサービスも登場した。今後は高画質化や長時間化で動画のトラフィックがますます膨らむと予想される。コンテンツのリッチ化も進んでおり,トラフィックの増加は当

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    teikun 2008/11/18
  • エリート集団が「あいさつ」にこだわった理由

    IT(情報技術)部門の人はね、ちょっと元気がないんですね。朝のあいさつもなくて皆すーっと席について端末に向かってしまって。だから職場がしーんとしてて活気が感じられない」。以前ある大手企業のCIO(最高情報責任者)にインタビューした際に、こんな話を聞いた。営業部から転じてシステム部門を統括する立場になったそのCIOは、着任早々、部下たちの覇気のなさにショックを受けたが、その象徴として語られたのが「あいさつレス症候群」だったわけだ。 このCIOの場合、営業時代の職場では朝のあいさつが徹底されていたということだったが、実際のところ「あいさつレス」は様々な業種、職種に広がっているように感じる。営業部門では「朝から立ち寄りが多く、出社時間がばらばらなので」という理由で、研究部門では「理系で内向的な人が多いので」という理由でやはりあいさつが少ないと聞いた。若手が多い職場では「最近の若い人はそもそもあ

    エリート集団が「あいさつ」にこだわった理由
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    teikun 2008/11/01
    大学の研究室でも同じ。あいさつ大事。
  • 時代錯誤の舞台装置はもういらない---続々・「マスゴミ」と呼ばれ続けて

    なぜマスコミは「マスゴミ」と呼ばれるのか---。筆者の体験談,友人たちの座談会を通じ,この問題について考えてきた(関連記事1,関連記事2 )。今回はさまざまな事象の深層に迫る総合情報誌「FACTA 」を発行するファクタ出版の発行人兼編集長・阿部重夫氏とITジャーナリスト・佐々木俊尚氏の対談により,三たび,この問題について考える。2人はマスコミの根底には時代錯誤の舞台装置があるとし,記者の個人能力向上による脱却が重要なカギを握ると指摘する。 真のジャーナリズムは調査報道にあり なぜマスコミが「マスゴミ」と呼ばれるのか,その問題点と解決策について,2人の対談を通じて考えていきたいと思います。まず,阿部さんがFACTAに至るまでの経緯と背景について教えて下さい。 阿部氏:日経済新聞社に入社し,基的には事件を追いかけることが仕事の社会部の記者として出発しました。当時,一番大きな経験をしたのは世

    時代錯誤の舞台装置はもういらない---続々・「マスゴミ」と呼ばれ続けて
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    teikun 2008/10/14
    "そしてなぜかいつの間にか新聞は権威化し,一方では重要な論考・分析のレイヤーをきちんと鍛えてこなかった。""たまたま通った人ではできない調査報道などでプロとしての力量を示すべきでしょう。 "