Play by Mail文化のアーカイブ保存に関するセッションをレポート。ネット上に記録されていない,30年前の資料を集める課題とは ライター:大陸新秩序 立命館大学ゲーム研究センターは2022年1月22日,「ゲームアーカイブ推進連絡協議会2021年度セミナー」をオンラインで開催した。ゲームアーカイブ推進連絡協議会は,ゲーム所蔵のノウハウ共有,データベースの活用などといった連携強化を目的に活動を行っている組織だ。 本稿では,このセミナーで行われた,日本PBMアーカイブスの中津宗一郎氏によるセッション「郵便で行うPlay by Mailというゲームの資料保存について」の模様をレポートする。 日本PBMアーカイブスより「クレギオン」(左)と「蓬莱学園の冒険!」(右) そもそもPBMとはどんなゲームだったのか 中津氏は,最初にPlay by Mail(以下,PBM)がどんなゲームであるかを紹介し
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