人の身体にとって、薬は「異物」である 私は全面的に薬を飲むべきではないと主張しているわけではありません。 もちろん、極端に血圧やコレステロール値、あるいは血糖値の高い人が、余病を防ぐために、その数値を下げる必要があることは言うまでもありませんし、実際、薬を服用すれば数値は下がっていくものです。 しかし問題があります。 薬はそのほとんどが自然には存在しない合成物で、人の身体にとっては「異物」だということです。本来、排除すべきもの・・・極端なことをいえば毒物なのです。薬はよい作用を期待できる一方、確実に悪い作用をも引き起こすということです。 あなたはお医者さんが処方してくれた薬は絶対安全だと思っていませんか? そのせいか、自分が飲んでいる薬がどんな成分の薬なのかも知らないし、自分が飲んでいる薬の名前も知らない人が多くいます。 実際、「あなたは何という薬を飲んでいますか」と尋ねても、「名前は分か