9月8日、自転車レースに参加していた21歳の大学生が死亡した事故で、センターラインを越えて追い抜きをしないよう、運営団体が大会前日に各チームへ求めていたことがわかりました。 この事故は8日、北海道上富良野町の道道で自転車レース「ツール・ド・北海道」に参加していた、東京都日野市の中央大学4年生・五十嵐洸太さん(21)が対向車線を走行してきた乗用車に衝突し、死亡したものです。 警察によりますと、五十嵐さんは先行集団を追い抜こうと、対向車線にはみ出したところ、対向車線の乗用車と衝突しました。 11日、大会の運営団体の担当者がUHBの取材に応じ、大会前日に行われた各チームの関係者3~4人が参加した監督会議で、センターラインを越えて追い抜かないでほしい、という指導を行っていたことを明らかにしました。 担当者によりますと、大会で使用する道路の警察への使用許可は片側1車線のみで、反対車線については警察に