Twitterが閲覧数規制などで混乱し、批判が高まる中、同サービスの共同創業者で元CEOのジャック・ドーシー氏が7月2日、「遠くから批判するのは簡単だ(混乱の責任の一端は私にもある)。だが、ゴールはTwitterが繁栄することだし、そうなるだろう」とツイートした。 続けて、(運営の)「負担を軽減するために、ビットコインやNostrのようなオープンプロトコルの構築を検討してほしい。これは、オープンなインターネットを維持するために不可欠だ」とツイートした。 ドーシー氏はまだTwitterのCEOだった2019年、ソーシャルメディア向けのオープンで分散型の標準を開発するための独立組織「BlueSky」に出資し、将来的にはTwitterをこの標準のクライアントにするつもりだと発表した。Blueskyは現在、分散型ソーシャルサービスとして運営されている。 ドーシー氏は現在、やはり分散型ソーシャルサー
Twitterの投稿が読み込めないと、日本時間の7月1日午後11時ごろから話題になっている。これにより「Twitter終わり」や「API規制」といった単語がTwitterの日本トレンドに入った。Twitterを運営する米Xのイーロン・マスク氏は2日午前2時、「一時的な制限を加えた」とツイートした。例えば未認証のアカウントは1日当たり600件までの読み込みが上限になるとしている。その後、マスク氏は状況を更新し、2日午前7時時点までに段階的に制限を緩和している(記事下部に追記あり)。 認証済みのアカウントは1日当たり6000件まで、新規に作られた未認証アカウントは1日当たり300件まで。1日のリセットタイミングがいつあるのか、いつまでこの制限が適用されるのかは明らかにしていない。 一時的な制限を始めた理由について、マスク氏は「極端なレベルのデータスクレイピングとシステム操作に対処するため」と説
Twitterのオーナー、イーロン・マスク氏は7月1日、Twitterでの“サービスの低下”の原因を「数百の組織がTwitterのデータを極度なレベルでスクレイピングしている」ことだとツイートしたが、原因は別のところにあるようだと、フリーランスのWeb開発者、シェルドン・チャン氏がMastodonの投稿で指摘した。 この“サービスの低下”で、多数のユーザーが投稿を読めなくなっている。マスク氏は2日、「極端なレベルのデータスクレイピングとシステム操作に対処するため」にユーザーが読める投稿数に制限を加えたとツイートした。 だがチャン氏は、異常なトラフィックの原因として、TwitterのWebアプリのバグにより、無限ループ状態でTwitterにリクエストが送信されていることを発見したと動画を添えて説明した。この動画では毎分数百件のリクエストが送信されていることが確認できる。 左の動画は、レートが
IBM Security、Packet Clearing House(PCH)、Global Cyber Alliance(GCA)は、無数にある悪質なWebサイトへのアクセスを自動的にブロックする無償サービスをリリースした。 この「Quad9」は、ドメインネームシステム(DNS)のサービスで、個人情報の盗難や、ランサムウェアやマルウェアの感染、不正行為の実行が確認されたWebサイトからユーザーを保護することを目的とする。 この目的を実現するため、GCAはPCHの協力を得てシステム開発機能を提供し、脅威インテリジェンスコミュニティーを1つにまとめた。PCHはQuad9のネットワークインフラを提供し、IBMは「X-Force脅威インテリジェンス」と記憶しやすいIPアドレス(9.9.9.9)を提供した。 Quad9の関係者によると、他のDNSサービスとは異なり、このサービスはユーザーの個人情報
インスタントメッセージサービスのDiscordで、ユーザー名の仕様変更がスタートしている。これまで同サービスのユーザー名は、大文字と小文字が区別され、ネームとは別に「#0001」などの識別タグが付けられていたが、仕様変更で識別タグを削除。固有のユーザー名に刷新する。 この仕様変更は5月3日に発表されたもので、今後数週間かけて古いユーザーから順番に変更の通知を行うとされていた。ここ最近、変更を促す通知が来たと報告するユーザーがSNSなどで増えており、移行作業が進んでいるようだ。 新しいユーザー名はTwitterなどと同様に、表示名と固有のユーザー名のセットに切り替わる。表示名は自由に設定できるが、ユーザー名は固有のものとなるため“早いもの勝ち”となる。もし、特定の名前を使いたいのであれば、早めの変更をオススメする。 そもそも、Discordがユーザー名の仕様を変更する理由として「ユーザー名が
米Googleは6月15日(米国時間)、ドメイン登録サービス「Google Domains」の提供を終了すると発表した。事業を米Squarespaceに売却する。同社は約1000万個のドメインを含む関連の資産をGoogleから引き継ぐ。 事業の譲渡により、Google Domainsのユーザーが直ちに対応を行う必要はないという。現地の規制当局から事業売却が承認され次第、ドメインや顧客の管理をSquarespace社に移転する。規制当局の承認は2023年後半に完了する見込み。 Google Domainsのヘルプサイトによれば、当面はGoogle Domains経由で引き続きドメインを管理できるが、移行期間を経てSquarespaceアカウントでの管理に移行することになる。Googleは「可能な限りシームレスに行えるようにする」としている。 ドメインの更新価格について、Squarespace
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