iOSの更新版となる「iOS 5.1.1ソフトウェア・アップデート」では、3月にGoogleが公表していたWebKitのXSS問題など4件の脆弱性が修正された。 米Appleは5月7日、iPhoneやiPadなどに搭載されているiOSのソフトウェア・アップデートをリリースした。不具合の修正や安定性の向上に加え、複数の深刻な脆弱性が修正されている。 同社のセキュリティ情報によると、iOSの更新版「iOS 5.1.1ソフトウェア・アップデート」では計4件の脆弱性に対処した。このうちWebKitに存在するクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性は、Googleが3月に開いたハッキングコンペ「Pwnium」で挑戦者のセルゲイ・グラズノフ氏が発見したもの。悪用された場合、細工を施したWebサイトを使って攻撃を仕掛けられる恐れがある。Googleは3月の時点でこの問題を修正済み。 WebKitに
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