この数年、日本各地にファブ施設が増えたことで、デジタルファブリケーションに触れる機会と場も多様化しています。そうした中でレーザーカッターや電子工作を使ったワークショップをやってみたいと考える人も少なくありません。自分の職場でワークショップをやってみたいという人に向けて、企画した際の苦労や進め方などを大日本印刷(DNP)の田ヶ原絵里さんに寄稿いただきました。(編集部) 田ヶ原絵里(たがはらえり) 2011年に企画職として入社。BtoB向けシステムの販売企画、BtoC向け家計簿アプリの企画・運営を経て、デジタルファブリケーションをテーマに新規事業立上げを担当。 DNPは印刷会社の新しい事業アイデアとして、3Dプリンタをはじめとしたデジタルファブリケーション事業開発を2016年に本格的にスタートしました。 3Dプリンタの知名度は上がったものの、その有用性についてはまだまだ一部の人しか実感できてい