現代重工業蔚山造船所で1999年から480億ウォンをかけて建造され、2001年に就役した韓国海洋警察最大の大型警備船。満載排水量6,350tは、海軍のチュンムゴン・イ・スンシン級駆逐艦を大きく上回る。竹島(韓国名:独島)の警備を主任務とする対日専用艦である(艦名の参峰/サンボンは竹島の古い韓国名)。1隻のみで同型艦は無い。ヘリコプターの発着甲板と格納庫を持ち、消防設備なども充実している。また手術室なども備えており、大規模災害にも対応する。50ノットの高速を発揮する小型艇を4隻搭載。船尾の曳航装置で6万トン級の船舶を曳航する事ができる。船内に体育館やフィンランド式サウナ室を有する。 参峰号は2004年12月、修理代1億9千万ウォンを踏み倒して逃走したロシアの小型漁船を6時間かけて追い回し、最後は日本の海上保安庁に応援を要請してこれを捕らえるという大捕り物を演じている。