福島第一原発から出る処理水の処分方法を巡り、経済産業省の担当職員が「廃炉に責任を負わない人はピーチクパーチク言える」とSNSに投稿したことについて、菅原経済産業大臣は「極めて軽率」と批判しました。 菅原経済産業大臣:「極めて軽率な行動だなと。当該の職員にはきつく注意をしたところ」 福島第一原発でたまり続ける処理水については、経済産業省の委員会で海洋放出や長期保管などの処分方法が検討されています。経済産業省で廃炉作業を担当する職員は先月27日、この委員会の報道を引用しながら「廃炉に責任を負っていない人はピーチクパーチク言える」とSNSに投稿しました。その後、投稿は削除されましたが、菅原大臣は「大臣としておわびを申し上げたい」としたうえで、副大臣が職員に直接、注意したことを明らかにしました。