とある匿名希望の読者様から、対数変化率(対数価格比?)の計算式が分からないと質問がありましたので、簡単に説明しておきます。。 複数の銘柄の値動きの傾向を比較したい場合、価格の変化量(=今日の終値-昨日の終値)をそのまま扱うと不便です。 株式を思い浮かべると分かるように、100円の株が150円に上がるのと、1000円の株が1050円に上がるのでは、価格の変化量は同じ50円でも、それを同列にみなすのは無理があります。これを価格の変化率(=今日の終値÷昨日の終値)で考えると、 100円 -> 150円 1.5倍、50%増 1000円 -> 1050円 1.05倍、5%増 となり比較しやすくなります。 (100円の白株と1000円の赤株はそもそも同列に比べるべきでない..というツッコミは無しで..^^;; ところが、価格の変化率を採用すると、100円の株が150円に上がり、再び100円に戻った時、
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