ではカスタムエラーをどう実現するかということになるがTSQLにRAISERROR()という関数が用意されている。 今回はこのRAISERROR()の使い方を簡単に紹介しよう。 ◇基本的な構文 RAISERROR ( { msg_id | msg_str | @local_variable } { ,severity ,state } [ ,argument [ ,...n ] ] ) [ WITH option [ ,...n ] ] ◇メッセージの作成 1. メッセージ文字の指定 まず、最初の引数 { msg_id | msg_str | @local_variable } に注目してみると3つの使い分けができるという意味である。これを簡単に書くと以下の通り ・msg_id ---- メッセージIDを指定する(あらかじめメッセージ登録が必要) ・msg_str ---- メッセージ文字を