漫画制作の背後ではどのような創作上のプロセスが実行されているのだろうかと想像してみるとき、リアルタイム ゲーム エンジンのテクノロジーが真っ先に思い浮かぶことはないかもしれません。しかし、ある日、世評高い漫画家の浅野 いにお氏は、ある日、「もしゲーム エンジンを使ったらどうなるだろうか?」と考えてみたのです。 数度の実験を経たのち、浅野氏の努力は、一つの革新的なテクニックへと結実しました。非常に魅力的で独特の雰囲気をたたえる背景を作り出し、浅野氏が描く漫画のシーンに用いることができるようになったのです。現在、浅野氏は Unreal Engine を創造プロセスに組み込み、『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』の制作を行っています (週刊ビッグコミックスピリッツ誌にて連載中)。 「これまでは、リアルな背景を作ろうとするときは、必ず、写真を加工して漫画の絵として取り込む方法をずっと
ライターという職業柄、文章を書く道具にはこだわりがありますが、まあ、今だとパソコンで書くのが一般的ですよね。 しかし、90年代前半頃のパソコンはまだまだ漢字変換が大バカで、プリンターの性能も悪く、ゲームくらいにしか使い途がありませんでした。 ……ということで、「文章書くならパソコンよりもワープロ専用機」と時代があったんです! ボクも大学時代、既にMacを持っていたのに、文章の書きやすさから卒論はワープロ専用機で書いてましたから。 最近、まったく見かけなくなったワープロ専用機ですけど、文字打ちだけなら今でも使えるんじゃないかな!? 1975年群馬生まれ。ライター&イラストレーター。 犯罪者からアイドルちゃんまで興味の幅は広範囲。仕事のジャンルも幅が広過ぎて、他人に何の仕事をしている人なのか説明するのが非常に苦痛です。変なスポット、変なおっちゃんなど、どーしてこんなことに……というようなものに
こんにちは、石井です。 今日は本にまつわる本をご紹介したいと思います。読書を楽しむことはもちろん、本という物質的な存在自体を愛する人々、すなわちビブロフィリア。愛書狂、書物崇拝狂などとも称されます。そんな彼らによる読書論や集書論、書評などの「本の本」または「書物の楽園」へのガイドブックを、リスペクトを込めてまとめてみました。 それではまいりましょう。 本書はフランス文学者・生田耕作が、愛書狂という不治の奇病におかされた人々を描いた短編作品を編纂。ギュスターヴ・フローベール「愛書狂」、アレクサンドル・デュマ「稀覯本余話」、シャルル・ノディエ「ビブリオマニア」、フランソワ・アスリノー「愛書家地獄」、アンドルー・ラング「愛書家煉獄」の5篇が収録されています。本の魅力にとり憑かれてしまった書物狂いの顛末やいかに。
はい、ひょっこりはん! (C)朝日新聞社この記事の写真をすべて見る 今年の新語・流行語大賞に選ばれた言葉を、あなたはご存知だろうか。答は「ONE TEAM(ワンチーム)」。W杯を盛り上げた、ラグビー日本代表のスローガンだ。 【写真】「パンケーキ食べたい」夢屋まさるは、超有名私大在学中の高学歴芸人 この受賞にはちょっとピンとこない人もいるだろうが、もともとこの賞自体、特定のスポーツや思想への偏りが見られたりして、流行をまんべんなく反映するものではない。それでも毎年、それなりに盛り上がるのは、お笑い系の一発屋たちによるヒットギャグの存在が大きかった。 「なんでだろ~」(テツandトモ 03年)「グ~!」(エド・はるみ 08年)「ワイルドだろぉ」(スギちゃん 12年)「ダメよ~ダメダメ」(日本エレキテル連合 14年)などなど、シンプルなわかりやすさで、流行したことを実感させ、その年のことをなんと
“まるで純文学のよう”と大きな反響を呼ぶ『エロスの種子』。近現代の退廃的な空気と、美しい線で繊細に紡がれたエロスが見事にマッチした、もんでんあきこ先生の短編集です。ジャンルにとらわれず、さまざまなヒット作を生み出すもんでんあきこ先生ですが、どんな漫画に影響を受けて、どんなきっかけで漫画家になったのでしょうか? 閉塞的な時代とエロスの融合 ――「エロスの種子」 (もんでんあきこ/集英社) では多くの反響を呼んでいますが、ご自身の今の実感としてはいかがでしょうか? 今までの漫画家人生で、これだけの反響をもらったことがないので本当に驚いています。 レビューの更新が楽しみで、毎日サイトを見に行っています。ダウンロードしてくださった方、レビューしてくださった方、本当に嬉しいです! ありがとうございます! ――『エロスの種子』が生まれたキッカケがあれば教えてください。 終戦後の日本を舞台にした「女衒夜
『哲子の部屋』『ブレイブ 勇敢なる者「硬骨エンジニア」』など、独自の切り口のテレビ番組を企画・制作するNHKエデュケーショナルの佐々木健一氏が展開するコンテンツ論の第41回。 古今東西を問わず、多くの名作コンテンツには、ある共通する構造が存在するのをご存じだろうか? いわゆる「三幕構成」と呼ばれるもので、その名の通り、一つの作品が大まかに「一幕/二幕/三幕」と3つのパートに分かれる構造のことだ。 一幕は、いわゆる「問題提起」のパート。「○○とは××なのか?」といった問いや大いなる謎、主人公の行動の目的などが提示され、それによって観客は自然と物語に引き込まれていく。 二幕で描かれるのは、「問題の複雑化」。一幕で設定された問題に、さまざまな角度から揺さぶりがかけられる。問いや謎は一筋縄ではいかない様相を呈し、主人公の前に立ち塞がる障害や対立、葛藤などが描かれていく。 そして迎える三幕は、「問題
表紙・巻頭グラビアを飾った柳。「池田エライザがカメラマンという豪華で強力なパートナーと共に撮影に挑めて、とても心強かったです。この機会に感謝します!互いの個性が融合し、ガールズパワーに溢れたグラビアをぜひご堪能ください!」と今号へ自信を吐露した。 一方、カメラマンを務めた池田は「芝居をする『女優・柳ゆり菜』を目の当たりにしてからずっと、事務所の仲間としてではなく、被写体とその目撃者として仕事で会ってみたいと願っていました」と撮影までの思いと告白。「柳ゆり菜の魂の清らかさと女優としての意志の強さに感嘆のため息がとまりません」と絶賛した。 池田エライザ&柳ゆり菜、持ち込みで実現時間ができると自主的にスチールカメラマンとしてスタジオを借りて作品撮りを続けていた池田。以前からずっと被写体として撮影をしたかった同じ事務所の柳ゆり菜とタッグを組んで、週プレに持ち込み実現した。 衣装、小物、ロケ先の発注
「25周年記念 るろうに剣心展」2月8日(土)より一般チケット販売開始展覧会の全容が明らかに! 原画を一部公開 登場キャラクター10人の「家紋」発表や公式ショップ「黒べこ」など、ファンに向け多彩な企画が続々! 1990年代に「週刊少年ジャンプ」で掲載され、シリーズ累計発行部数 7,200 万部(電子版含む)を超えた大ヒット漫画『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』(著:和月伸宏)。 その誕生から25周年の節目を記念し、初の大規模作品展となる「25周年記念 るろうに剣心展」を2020年4月24日(金)より東京ドームシティ Gallery AaMo(ギャラリー アーモ)にて開催いたします。いよいよ2月8日(土)からは一般チケットの販売を開始します。 これに先駆け、今回、本展覧会の「柱」となる、五つの原画展示ゾーンの詳細と、展示予定の原画の一部を公開いたします。なお、会場内は、一部のエリアの展示物を
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