きのう夕方、海上自衛隊佐世保基地で、護衛艦が岸壁に接触する事故がありました。ケガ人はいませんでしたが、艦の後部におよそ5mにわたるゆがみなどが出ました。 事故があったのは海上自衛隊佐世保基地の倉島岸壁です。海上自衛隊佐世保地方総監部などによりますと、きのう午後4時半ごろ訓練から戻り接岸しようとしていた護衛艦「しまかぜ」が岸壁に接触しました。この事故で「しまかぜ」の艦尾の左側におよそ5メートルのゆがみが出て、およそ3センチの穴が数ヵ所空きましたが、ケガ人や油の流出などは無かったということです。しまかぜは1988年に就役し、2007年から佐世保を母港としていました。佐世保海上保安部は市の港湾部と合同で艦の損傷部分や岸壁の調査などを行い、事故の原因を詳しく調べることにしています。