7月9日、イラクは国連宛ての書簡で、国内一部を制圧している武装集団が、北部のモスル大学に学術目的で保管されていた核物質を入手していたことを明らかに。写真はイスラム武装集団のメンバー。6月にモスルで撮影(2014年 ロイター) [国連 9日 ロイター] - イラク政府は国連宛ての書簡で、国内の一部を制圧している武装集団が、北部のモスル大学に学術目的で保管されていた核物質を入手していたことを明らかにした。国連に対し、「国内外のテロリストによる利用を食い止める」よう支援を要請した。 ロイターは9日、イラクのムハンマド・アリ・ハキム国連大使が、国連の潘基文(バン・キムン)事務総長に宛てた7月8日付の書簡を入手。それによると、40キログラム近くのウラン化合物がモスル大学に保管されていた。