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ブックマーク / gitanez.seesaa.net (11)

  • 過去についての知識は馬鹿や間抜けや敵が書いたものに由来している: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 今、『薔薇の名前』や『フーコの振り子』などの小説でも知られるイタリアの中世学者・記号学者であるウンベルト・エーコと、フランスの劇作家・脚家であるジャン=クロード・カリエールという、いずれも勝るとも劣らぬ大読書家にして蔵書家の2人による対談集『もうすぐ絶滅するという紙の書物について』を読んでいます。 いや、正確には「今読んでいる」というより、思い出したときに手に取ってはすこしずつ読み進めているという感じでしょうか。 その意味では、って、自分が好きな時にゆっくりしたペースで読めばいいのだというのをあらためて思い出させてくれるです。 さて、そののなかでウンベルト・エーコがこんなことを言っています。 「じっさい、過去を再構築するとき、ただ1つの情報源に依拠するのは望ましくあ

    terazzo
    terazzo 2012/01/21
  • エスノグラファーとブロガー: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 書くという行為はどうあがいたところで結局書き手の存在を完全に消し去ることはできないのでしょう。 フィールドワーカーが取り組むのは、単に何を書くべきかについての選択という課題だけではない。それに加えて、自分の目で観察した事柄をどのように表現し伝えるべきかについて決定するのである。 フィールドワーク調査で、フィールドワーカーは他者の暮らしのなかに入り込み、その暮らしに密着して観察を行うことで、他者の生活・文化の事実を描き出します。 他者の暮らしに入り込み、いっしょに生活するのは、他者を外から見たフィールドワーカー側の思い込みの混じった視点で見るのではなく、内側にはいって他者と同じ視点をもつことで他者の代わりに内側からの視点での観察・発見を心がけようとするからです。 しかし、観察

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    terazzo 2007/09/01
  • 本屋にあるもの: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 唐突ですが、屋にあるものってなんでしょう? を分類するもちろん、があります。 にも種類がたくさんあって単行や文庫、そして、連載マンガのようにシリーズ化されたもの、そして、定期的に発行される雑誌。写真集や地図などもあります。 こうしたを選びやすくするために分類があります。 amazonの和書のカテゴリーを参照すると、 文芸ノンフィクションビジネス科学&テクノロジー実用&暮らし教育・語学こどもカレンダーアート&エンターテイメント医学新書・文庫雑誌バーゲンコーナー成人向け といった分類が成されています。 また、この中がさらにサブカテゴリーに分類されていて、たとえば、「ビジネス」というカテゴリーであれば、 ビジネス・経済・キャリア投資・金融・会社経営 と分けられ、さら

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    terazzo 2006/10/01
    あそこには異本どころかピエール・メナール著のも入ってるしなあ。もちろん読む側の問題を抜きにはできない。
  • 「結局はコンテンツが大事」だというのと「Webはまだまだ2.0じゃない」ということの相関関係:DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 SEOだの、Web標準だの、アクセシビリティだの、ユーザビリティだのと、なんだかんだ言ってはみても、Webサイトを利用してもらおうと思ったら「結局はコンテンツが大事」だっていうのは確かにあります。 コンテンツの内容がおもしろかったら、検索エンジンで見つけづらくても、アクセシブルでもユーザブルでもなかったとしても、多少の苦労(コスト)は厭わず人はそれを見に来るだろうという理屈です。 逆に、どんなにSEOができていても、Web標準でしっかり作られていても、アクセシブルでユーザビリティがよくても、肝心のコンテンツがつまらなかったら、確かに人は見に来ないでしょう。 確かにそれはそのとおりだと思います。 補足すると、この場合のコンテンツとは、単純な読み物の場合もあれば、YouTube

    terazzo
    terazzo 2006/09/08
    私も大好きです。
  • バズワード: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 僕は「バズワード」という言葉が実はあまり好きじゃありません。 よく「○○はバズワードなのか?」とか「あれはバズワードだから○○だ」みたいな言い方をする人がいますが、正直、その「バズワード」という表現自体がバズワードだという気がします。 ようするに、もっともらしい語り口ではあっても、実際には何も語っていないような気がするんです。 バズワードはまだ一般的なコンセンサスがとれていない言葉Web2.0にしても、ロングテールにしても、一般にバズワードとして扱われているものに、それを一言で表現できるバズワードがあることは、僕自身は便利なのでいいことだと感じています。 また、それが一般名詞の来的な使い方だとも思います。 例えば、犬という名詞にしても、企業という名詞にしても、実際にはその

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    terazzo 2006/09/05
    マーケッターの押し売り的な言葉に使う人もいるし、コミュニティからの自然発生的なのに使う人(『ブランド・ハイジャック』の著者とか)もいるよね。
  • 制御された不完全な秩序とカオスの中に芽生える秩序: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 今日もWebのベキ分布を示す法則性が気になって、今度はページごとのサイト内リンクの数を調べてみました。あるページに他のページからどれだけのリンクがはられているかってことです。 結果を示す前に、何故そんなことを調べたかを説明しておきましょう。 Webのネットワークがもつスケールフリーの法則性を発見したアルバート=ラズロ・バラバシは著書『新ネットワーク思考―世界のしくみを読み解く』の中で、Webのネットワークの各ノードがもつリンク数を調査した結果をみたときの驚きを次のように書いています。 われわれはリンク数の度数分布を両対数グラフに表し、それをうまくなぞるような関数を探してみた。その結果にわれわれは度肝を抜かれた。リンク数の度数分布は、数学でいうところの「ベキ法則」にぴたりと合

    terazzo
    terazzo 2006/08/26
    両対数グラフの見方がよく分からんのです。どれぐらい直線だとべき分布と言えるの?cf: http://f.hatena.ne.jp/terazzo/
  • イニシャルからランニングへ: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 やってることは違えど、とても共感を覚えたので。 僕がWeb2.0系エンジニアで尊敬するのは、初期構築技術はもちろんのこと運用技術についてちゃんと理解していること。はてなもmixiもライブドアもAmazonも、もちろんGoogleも、作るだけじゃなくてちゃんと動かしていることがすごいのです。 システム開発でもそのとおりだし、Webサイトの設計というビジュアルデザイン、インフォメーションデザインを含めても、イニシャルからランニングへ、初期構築から運用へという流れはとても必要だと感じます。 前に伊勢神宮の式年遷宮などの話題をだしたのもそういう観点があったからで、建物そのものの維持ではなく、20年に一度つくりかえることも含めて神宮という存在自体を維持しようという意思が運用プロセスと

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    terazzo 2006/08/20
    コミュニティの場合運用形態自体が計画通りに行かない(し、そこが面白さでもある)ので、なかなか難しそう。何をスケーラブルにするかも変わってくる。
  • 増えてきた「はてブする」ボタン: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 個人ブログではよく見かける、はてなブックマークやdel.icio.usへのブックマーク追加ボタン。 最近、こんなサイトでも見かけるようになりました。 ITmedia Biz.ID:http://www.itmedia.co.jp/bizid/ MarkeZine:http://markezine.jp/ 思いつかなかったけど、他にもあるのかな? 以前、メディアパブさんがDiggにニュースが掲載されるとアクセス数が伸びることの対策としてDiggへの投票ボタンをいろんなサイトがつけていることを報告してくれていて、それに対して僕も「じゃあ、日でもはてブ対策ってありなんじゃないの?」なんてエントリーを書きましたが、実際、そうなってきましたね。 はてなブックマークとかの認知度も高く

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    terazzo 2006/08/09
  • 個人間の会話と信頼の確立はWeb2.0によるビジネスの変化をもたらすのか?: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 ちょっと考えた。 「他人を動かすということ」と「他者に対する想像力(ブログを書く上での責任)」の2つのエントリーの共通項について。 両方とも他人(他者)に対してどういう配慮を行うか、そして、それが自分の行動(仕事、言論)にとってどのような関係性を持ち、行動する上でどんなことを考慮し、それが自分の行動上の責任にどう影響してくるかという点について書いているエントリーです。 ブログによる会話ブログは明らかに個人の人柄、考え方をいかに人が誠実に、そして、情熱をもって語るかによって、読んだ人の反応が変わってくるツールです。 そして、それはあとで書評を書こうと思っている『ブログスフィア』でも何度も語られているように、他者との会話を物理的/時間的制限を越えて実現してくれることを可能にす

    terazzo
    terazzo 2006/08/05
    プリントよりコピーの方が安くなったということが良い事なのかはまだ分からない。
  • インタラクション・デザイン:行動とフレーム:DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 消費者行動学、消費者心理学といった視点から、顧客(そして、マーケター)の行動における判断の構成要素を「心-脳-体-社会」のつながりによる三次元ピラミッドで把握することでマーケティング・アプローチのパラダイム転換を提案した『心脳マーケティング 顧客の無意識を解き明かす』の著者ジェラルド・ザルトマンは、これからのマーケターは自身の専門分野だけでなく、認知心理学や脳神経科学、言語学など様々な専門分野をまたいだ視点で捉えなおす姿勢をもつことが重要だと述べています。 同じことはWebのデザイン、設計に関わる人、Webマーケティングに関わる人にもいえるのではないでしょうか? 自分の専門分野にこだわり、それを集中的に勉強するのは悪くありませんが、ただ、集中しすぎてそれだけになってしまうと

    terazzo
    terazzo 2006/06/14
    行動にともなうフレームの変化。編集画面に入った時の編集対象でのフォーカスとかもそうなのかな。
  • 情報デザインおよび組織デザインにおけるツリー構造とリンク構造: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 成長するネットワークは、自己組織化が働きスケールフリー・ネットワークになる傾向があるとい言えるのかもしれない。 そんな風に思ったのは「C O U L D」のこんな記事を読んだから、 ここ数年のWebサイトのサービスをみていると分かりますが、従来のフォルダ階層を使わずタグを使い始めています。その理由は幾つかあると思いますが、そのひとつは情報(ファイル/サイト)がひとつのカテゴリでは表現しきれなくなってきているからだと思います。 大量の情報を分類・管理しようという時、ツリー構造が破綻をきたすのは、ある意味自明なことで、そんな分類が可能なのは真に非可逆的な生物の進化の樹形図(進化したらもう後には引けないし、分裂後に他とまじわることもない)においてのみだろう。 で、そんなツリー構造

    terazzo
    terazzo 2006/03/27
    リンクとツリーのいいとこ取りが出来れば最適そう。[あとで考える]
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