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ブックマーク / kukikei.sakura.ne.jp (12)

  • 伊福部昭演奏会報告

  • かたより交響曲道

    交響曲(日) symphony(英) Symphonie(独) sinfonia(伊) かたよった交響曲の世界 学生時代に、クラシックにいよいよ格的にめざめて楽しんでいたら、友人から、 「交響曲ってナニよ?」 といわれ、うまく答えられなかった。 まあーそのー、なんなんでしょうね。交響曲っていう名前の曲? それともジャンル? 作曲家の吉松隆がいうには、現代における交響曲の定義は、「作曲家がそう名付けた曲」 としているが、そうなると 「曲の名前」 にでもなるのだろうか。 わたしは交響曲が大好きで、クラシックには他に協奏曲、管弦楽曲、器楽曲、奏鳴曲、組曲、序曲、歌曲、歌劇、などなど、いろいろなジャンルの音楽があって、交響曲もそんな音楽ジャンルのひとつだということになるのだが、そのわりにはあまりにいろいろな形態の「交響曲」がありすぎて、うやむやのうちになんでもかんでも交響曲になっているフシもある

    termin2
    termin2 2013/04/28
  • 佐村河内守(新垣隆)

    さ  むら  ごう   ち   まもる 佐村河内 守(1963- ) (新垣 隆(1970-) ) ※今交響曲の代作問題について 今回の騒動で、稿において今交響曲に関する追加を記します。(以下敬称略) 作曲者名(ページタイトル)は、新垣隆が著作権を放棄したので、佐村河内守(新垣隆)とする。佐村河内守/新垣隆と併記(アイウエオ順)にしようかとも思ったが、そもそもどのような売買契約なのか分からないし、契約自体を結んでいないかもしれない。買取であれば、例えば出版物であれば買い取られたものは誰の名義で出版されようと文句が言えないし、当然印税ももらえない。「買取」とはそういうことだから、表記に関しては、来は新垣の出る幕はないし、新垣も(他の曲も含めて)あんなものは自分の作品として数えてほしくない、と思っているかもしれないのだが、せめて中の人という意味でカッコ書きとしたい。 今作品は、少しでも佐村

  • 松下真一

  • 別宮貞雄

  • 後の祭

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  • 伊福部昭

    伊福部 昭(1914-2006) 伊福部が交響曲(シンフォニア)と名付けた音楽は2曲あって、1941年のピアノと管絃楽のための協奏風交響曲(シンフォニア・コンチェルタンテ)と1954年79年改訂のシンフォニア・タプカーラ(タプカーラ交響曲)である。 伊福部の音楽の中で、これはきわめて少ないといえる。 少ないが、たいへん重要な音楽でもある。特に、コンチェルタンテは生い立ちと経緯が、その後の作品にとても大きな影響を与えているのだろう。 ピアノと管絃楽のための協奏風交響曲(1941) 伊福部の、事実上5作目の作品。日狂詩曲においてチェレプニン賞を受賞し、その大管絃楽と大打楽器アンサンブルの狂乱の後、その反動で室内楽的編成(14人1管編成)によるフランス作曲家の組曲のようなエスプリの効いた土俗的三連画。その前に、後に日組曲として管絃楽に編曲されるピアノ組曲があり、未録音のもので交響舞曲「越天楽

  • 黛敏郎

    黛 敏郎(1929-1997) 武満のあとを追うように逝ってしまった黛。同じ日の戦後20世紀を代表する作家とはいえ、作風はまるで異なる。例えば同じジャズに惹かれていても、繊細なハーモニーを愛した武満、豪快なスイングリズムを愛した黛、というように。 黛は誰がどうみてもウヨクだった。それも三島由紀夫に通じる文化的最右翼人だった。愛国者というよりかは、私は極端な民族主義者に思える。 しかし思想と音楽は一致しているようで、あまり一致していない。ショスタコーヴィチら旧ソ連の作家よりむしろ、ノーノあたりの純左翼の音楽を聴いてみても、音楽からこの人が左翼だと分かる人は、私に云わせれば超能力者だ。人がいかに音楽に思想を込めようとも、テキストでもろにそれを示せば陳腐になり、かといって音符のみから思想を読み取るのは至難の業だろう。 だから、黛は右翼だから嫌いという人でも、音楽は素直に聴いてみてほしい。この

  • 芥川也寸志

  • 吉松隆

    よし  まつ  たかし 吉松 隆 (1953- ) 吉松はいま、日を代表する中堅作曲家の1人である。 この人の師匠の松村禎三は伊福部昭の弟子だ。つまり吉松は伊福部の孫弟子にあたる。伊福部が常々感じていた、12音技法という音楽的怪物の虚しさ。そして大楽必易の精神。それを確かに、吉松は21世紀へ伝えてくれる。偶然ではあるまい。心の師はシベリウスだそうである。 ただ、師匠といっても、吉松は音楽学校に通っていたわけでもなく、なんと慶応工学部中退という風変わりな経歴をもっている。ロックや邦楽にも興味をもち、若い時はいろいろ変わったバンド活動をやっていたようだ。12音技法による音楽を嫌悪し、反前衛の立場をとっているが、人がアングラでやっていたという、70年代とかにおいて三味線を入れたロックバンドの、どこが「前衛」じゃないと!? それはさておき、この世代の現代邦人作曲家としては異例なほどに、カメラー

  • 伊福部屋

  • 第6回 「リトミカ・オスティナータ考」

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