2011.05.29 身近な「想像力」と大きな「想像力」のギャップ カテゴリ:カテゴリ未分類 昔、ベトナム戦争でアメリカ軍の志願兵として戦闘に参加し、片足を失った男性の手記を読んだ事があります。 この人の言葉で印象的だったのは 「当時オレは、共産圏の国によってアジアの平和が脅かされている、このままではアメリカが、世界が危ないという政府の言葉を本当に信じ、この国を救うためにと自らアメリカンヒーローのような気分で志願兵になった。あの場所は地獄だった。そして地球の反対にまで行って、足を失って、戻ってきたら国内ではベトナム戦争反戦運動が行われていた。その時思った。あの時の自分は世界情勢を考えるような想像力はあっても、自分が戦争で足を失い、生涯苦労をする、という想像力は無かったのだと。そして、あの戦争に敗れてアメリカが、世界が崩壊したかというと、そんなことはなかった」 これは悲しいお話です。また、こ