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musicと興味深いに関するtermin2のブックマーク (2)

  • 生の音楽・煮た音楽 - 月刊クラシック音楽探偵事務所

    音楽を聴くのに「生(ライヴ)」が良いか「録音(CD)」が良いか、というのは良く知られた「究極の二択」だ。 まず正攻法なのが、こんな主張。 音楽来の形は「生演奏」であって、レコードに録音されスピーカーから流れてくるものは、音楽を「記録(Record)」したものに過ぎず、生で聴けない場合の代用品に過ぎない。 私の師あるいは父の世代はこれが文字通り正論だった。 例えて言えば、レコードは恋人の「写真」や「肖像画」のようなもの。物がいない時の代用品あるいはいつでも思い出せるアイテムとしては有効だが、「物の恋人」と比べるべくもない。 なるほど。そう言われてしまうと、議論はここでおしまいである。代用品が物にかなうわけがない。 しかし、私はどちらかと言うと「代用品派」である。 なにしろ「生の物」(コンサート)より「代用品」(レコードやラジオ)の方で音楽を吸収して育ったのだから。 そもそも極東の

    生の音楽・煮た音楽 - 月刊クラシック音楽探偵事務所
  • クラシック音楽の新しいレパートリーを考える - 月刊クラシック音楽探偵事務所

    昨年秋の、新政権による行政刷新委員会の事業仕分けは、音楽界にも飛び火し「どうして2番じゃいけないんですか?」という驚愕の質問と共にクラシック界にも衝撃が走った。特に、オーケストラへの助成金の見直し…という一項には、あちこちから悲鳴に近い声が上がったほどだ。 当然ながら、指揮者やオーケストラ関係者を中心に政府への抗議の声が上がったわけなのだが、実を言うと政治家サイドの「芸術に対する無理解な発言」などより遙かに衝撃的だったのは、その後ろで一般市民からあがった「どうしてオーケストラなんかに我々の税金を投入しなければならないの?」という素朴な疑問と冷たい批難の声の方だった。 そもそも日における「クラシック音楽」というのは、明治以降「西洋に学べ」「西洋に追いつき追い越せ」という国是の中で推奨されてきたもの。かつてはドイツ人のようにベートーヴェンを演奏し、イタリア人のようにオペラを演じる…ことがすな

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