ラオス・アッタプー県サナームサイ郡で、ダム決壊による洪水の被害を受けた地域から救助された少女(中央の青い服、2018年7月28日撮影)。(c)AFP PHOTO / Kao NGUYEN 【7月29日 AFP】ラオス南部で建設中だった水力発電用ダムが決壊した事故は、行方不明者の捜索活動が難航しており、同国のエネルギー・鉱業相は、ずさんな工事が事故の原因だった可能性があるとの見方を示した。 ダムは23日に決壊。現場が近づきにくい場所にあり、ラオス当局があまり公式な発表に前向きでないことなどから、正確な死者・行方不明者の数はいまだに分かっていない。当局は当初、死者数を27人と明らかにしたが、捜索活動の責任者は28日、8人が死亡、123人が行方不明になっていると発表。一方、27日にはアッタプー(Attapeu)県の幹部が報道陣に対し「1126人が発見できていない」と発言するなど、行方不明者に関す