コーエーテクモゲームスは9月24日、カプコンが9億8323万1115円の損害賠償を求めた特許侵害訴訟における9月11日付控訴審判決の一部を不服として、最高裁判所に上告および上告受理申立を行ったと発表した。2014年から続くカプコンとの裁判を継続する構えだ。 (画像はSteam 『真・三國無双7 with 猛将伝』より) この特許侵害訴訟は、コーエーテクモゲームスの『三国無双』や『戦国無双』といったアクションゲームシリーズと、ホラーゲーム『零』シリーズの一部ゲームシステムが特許を侵害しているとして、2014年にカプコンがソフトの製造および販売の差し止めと賠償金を求めて大阪地裁へ提訴したことから始まった。 カプコンが特許侵害を主張したのは、シリーズ前作のゲームデータを読み込むことでキャラクターの追加などの特典が得られる機能(特許3350773号)と、ゲーム中の特定の場面においてコントローラが振