屋根裏の内部を確認して購入 今年7月に完成したばかりの鎌倉の近藤洋司さん宅は、 築47年の古い平屋をリノベーションしている。 「いつかは鎌倉の古い家に住みたいと思っていました。できれば平屋で、という条件で探して、見つかったのがここです。きつい坂を登らなければ家にたどり着けないのですが、その分、眺望がよかったので決断しました」 購入する前に、天井の一部を開けて、屋根の内側を見せてもらったそうだ。 「屋根裏を下から見た時の表情が気になったので。立派な梁もあり、ここなら思い描いたような家になるなと思いました。リノベーションは、古い日本家屋を得意とする宮田一彦さんにお願いしました」 床下にはコンクリートを流し込み、新しく建てた壁で強度を持たせ、耐震面にも気を配った。