北京五輪が揺れています。聖火リレーが混乱をきたしています。その背景は、間違いなく政治的なものです。 「オリンピックは純粋なスポーツの祭典だ」「政治がスポーツに絡むべきではない」。そんなお題目が、北京五輪に賛成する者、反対する者、双方の側から繰り返されています。 ある者はこの言葉を使い、中国に五輪を開催する資格なしとします。またある者はこの言葉を盾に、北京五輪への抗議を糾弾します。 私自身は、どちらの議論に加わる気もありません。1936年のベルリン、1980年のモスクワ、1984年のロサンゼルス……これらの例がこう問うてくるからです。「政治が絡まない五輪などあるのか?」と。 さらに、五輪はいまや世界最大のビジネスの1つです。 われわれの周りにあふれる北京五輪に絡んだ広告や報道は、そのことを雄弁に語っています。そして、ビジネスの絡まない五輪もまた、財政上あり得ないことは容易に理解できるはずです
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