ロシアの野党勢力の指導者で毒を盛られた可能性が指摘されているナワリヌイ氏に関して、治療にあたっているドイツの病院は検査の結果、毒物が使われた可能性を示す痕跡が確認されたと明らかにしました。容体は深刻なものの命の危険はないとしています。 ナワリヌイ氏はその後、ドイツの首都ベルリンのシャリテ大学病院に移送されて治療を受けていて、病院側は24日、これまでの検査の結果、ナワリヌイ氏の体内から毒物が使われた可能性を示す痕跡が確認されたと明らかにしました。 病院によりますと具体的な物質は特定できておらず、さらに詳しく検査するとしたうえで、容体は深刻な状態が続いているものの命の危険はないとしています。 これを受けてメルケル首相は24日、声明を発表し、「ロシア当局には、今回の行為を徹底的に完全な透明性をもって、解明することが求められている」として事態の解明を訴えました。 ナワリヌイ氏に関しては当初、運び込
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