16歳の少年が暴行を受けて殺害された現場。フィンランド首都ヘルシンキのコスケラ地区で(2020年12月9日撮影)。(c)Jussi Nukari / Lehtikuva / AFP 【9月4日 AFP】フィンランドの裁判所は3日、同級生だった16歳の少年を拷問し、殴り殺したとして、10代の少年3人に禁錮8~10年を言い渡した。事件はフィンランドを震撼(しんかん)させていた。 昨年12月、当時16歳だった少年らは数週間にわたって被害者をいじめ、死に至らしめた。被告らは全員、殺意を否認していたが、殺人と判断された。 裁判所によると、被告らは昨年12月4日、首都ヘルシンキ北部で3時間以上にわたって「極めて残忍な」方法で、被害者を暴行した。 裁判所は、被告らが一体となって行動し、保育園の頃から知っていた被害者を強い酒で酔わせて暴行することを計画したと結論付けた。 被告らは、被害者が死亡するまで数週