チェルシーは、プレミアリーグ勢で初めて選手に減給を求めないことを発表した。 世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの影響を受けるフットボール界。3月13日に中断したプレミアリーグは、再開を目指すものの、目途が立たず、現在無期延期の状態だ。これを受け、多くのクラブが財政面で苦境に立たされ、リーグ側は財政圧迫緩和のために、各クラブに選手と30%の減給交渉に入ることを認めていた。 ビッグクラブのリヴァプールやトッテナムは、政府の支援を受けるべく、従業員を帰休にしようとするも、大反発を受けてこれを撤回。アーセナルでは、選手とコーチ陣が12.5%の減給で合意し、サウサンプトンらは給与受け取りの保留を発表するなど、クラブによってさまざまな対応を取る。 先日から首脳陣と選手が10%減給の交渉を行うことが伝えられていたチェルシーだが25日、プレミアリーグ勢としては初めて選手の給与を全額保証することを発表。