フィンランドの首都ヘルシンキで、共同記者会見に臨むサンナ・マリン首相(右)とスウェーデンのウルフ・クリステション首相(2022年11月1日撮影)。(c)Vesa Moilanen / Lehtikuva / AFP 【11月2日 AFP】北欧スウェーデンのウルフ・クリステション(Ulf Kristersson)新首相は1日、同国の北大西洋条約機構(NATO)加盟が実現した場合、自国内への核兵器の配備を容認する用意があると述べた。前政権からの方針転換となる。 2週間前に就任したばかりのクリステション氏は、同じくNATO加盟を申請しているフィンランドのサンナ・マリン(Sanna Marin)首相と、同国の首都ヘルシンキで共同記者会見に臨んだ。 自国内への核兵器配備を受け入れるかとの質問に対し、マリン氏は「いかなる前提条件も付けるべきではない。何についてであれ未来への扉を閉ざすようなことはしない