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Favoriteと学問に関するthebandのブックマーク (5)

  • 「論理的に考える/書く」は、人間の本能とは異なるので、身につけるには辛抱強い訓練が必要。

    まず前提として、人間は元来「論理的に考える」のは苦手である。 ノーベル経済学賞を受賞した経済学者、ダニエル・カーネマンは次のような問題を引き合いに出す。*1 できるだけすばやく、論理的に成り立つかどうか答えてほしい。二つの前提から最後の結論は導き出せるだろうか。 すべてのバラは花である。 一部の花はすぐにしおれる。 したがって、一部のバラはすぐにしおれる。 無論、回答はNOである。 だが殆どの人は「YES」と思ってしまう。 カーネマンは、「ほとんどの人の頭にはもっともらしい答えがすぐに思い浮かぶ。だが、それは多くの場合間違っている。」という。 これを打ち消すのは至難の業だ。 というのも、「だってバラはすぐにしおれるじゃないか」という内なる声がしつこくまとわりついて、論理をチェックするのが難しくなるからだ。(中略) たいていの人は、結論が正しいと感じると、それを導くに至ったと思われる論理も正

    「論理的に考える/書く」は、人間の本能とは異なるので、身につけるには辛抱強い訓練が必要。
  • 理系の議論と文系の議論 - 脱社畜ブログ

    理系と文系の当の違い http://anond.hatelabo.jp/20130308230002 そういえば、僕は文系学問と理系学問について、両方ともそれなりに勉強したことがある。そこで今日は、双方を勉強して僕が感じた「理系と文系の違い」について書いてみようと思う。 まず、自分のバックグラウンドの話からすると、僕は工学部出身で、今の仕事もざっくり言えば「エンジニア」というやつなので、これだけ見るとコテコテの理系人間に思える。 ただ、僕は昔から理系、理系と言われるのがものすごく嫌で、その反骨心が大学入学後抑えきれない大きさまで膨れ上がったため、2年半ほど司法試験の勉強をしていたことがある。当時はよく工学部の講義をサボって図書館で法律の基書や予備校を読んだりしていた。法学部の講義や自主ゼミのようなものにも出た。予備校にも通った。当時は気で受かろうとして真剣に勉強していたので、勉強を

    理系の議論と文系の議論 - 脱社畜ブログ
  • 理系と文系の本当の違い

    タイトルはやや釣り。既に皆が知っているような事を、ちょっと別な言葉でもう一回書くだけ。 一応最初に自己申告すると、筆者は理系を自負している。 違うのは興味の対象いきなり結論を書くと、これ。 理系は事象や物それ自体に興味を抱き、人間同士の営みについてはあまり興味がないが、文系は基的に人間中心主義で、人間関係に強く関心を寄せる。 興味というと話が限定的になるので、世界の捉え方と言ってもいいかもしれない。 理系は、まず銀河の中に太陽系がありその中の地球と言う惑星に棲む様々な生物のうちの一つが人間、というように、自然科学的な世界の枠組みの中に人間社会があると考える。物事の質はそれ自身の持つ法則や性質にあり、人間がそれに与える意味は付随的な物と考える。 一方文系は、まず人間社会がありその中の一団が天文学を発達させ太陽系や銀河の有り方を発見した、というように、人間社会の枠組みの中に様々な知識や発見

    理系と文系の本当の違い
  • 「哲学ってなんなの? ムダじゃない?」 哲学者に話を聞いてきた - ジモコロ

    「難しい」「役に立たない、ムダ」「何をやってるかよくわからない」というイメージがある哲学。実際のところどうなのでしょうか? 哲学者に話を聞いてきました。哲学者ってどうやってなるの? なんで哲学やってるの? うーん。実に興味深い……。 こんにちは。ライターの恐山(おそれざん)と申します。 難解な哲学書を読んでいるふりをしています。 唐突ながらおたずねします。 みなさんは「哲学」という言葉にどんなイメージを持っていますか? 周囲の人たちに聞いてみたところ、このような反応でした。 ・難しいことを言っている学問 ・役に立たない学問 ・無意味な学問 ・名言を考える学問 ・気でやると不幸になって、発狂して孤独に死ぬ ・気むずかしい屁理屈好きの趣味 ・ヒゲ ・就職できない ……散々です。 で、「哲学者が考えている哲学的な問題」って、たとえばこんなイメージじゃないですか? ろうそくの火は消えるとどこに行

    「哲学ってなんなの? ムダじゃない?」 哲学者に話を聞いてきた - ジモコロ
  • 「ねえ、ちょっと。この女性学のレポート、君が出したのよね」 「そうです..

    「ねえ、ちょっと。この女性学のレポート、君が出したのよね」 「そうですね」 「ちょっと聞かせてもらえる? 『女性学は学問としては成り立ってない』ってどういうこと?」 「男性側からの視点が欠けてるからです」 「……うん、続けて」 「あ、もちろん男性主導って意味じゃないですよ? 『なんで男性は女性を抑圧してきたのか』を男性自身が考える、その視点が足りないと思うんです。先ほど受けた授業は、『女性はいかに男性から抑圧されてきたか』という女性の声を聞くものでした」 「そうね。女性割礼や人身売買のVTRを中心にした授業でした」 「確かに女性は男性から抑圧されてきた歴史があります。でも、抑圧されたと主張するだけではどうにもなりませんよね。どんな社会構造が何故女性を抑圧する仕組みを作り、それを男性が是としてきたか。それを考えていかなきゃいけないんじゃないかと」 「それを男性自身が考えるのが必要?」 「そう

    「ねえ、ちょっと。この女性学のレポート、君が出したのよね」 「そうです..
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