講談社が運営するTwitterアカウントが2018年11月13日時点で第三者に乗っ取られていることがわかった。同社の漫画サイト「コミックDAYS」の公式アカウントがドナルド・トランプ米大統領を騙って「誰でもビットコインを受け取れる」という趣旨の投稿をツイートし、外部サイトに誘導している。
![講談社のSNSアカウントが現在乗っ取り被害に、ビットコイン詐欺に利用か | 日経 xTECH(クロステック)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/890628be112f6d24b8de8829460d209e8b7e7308/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fatcl%2Fnxt%2Fnews%2F18%2F03319%2Ftopm.jpg%3F20220512)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ2」が2018年6月27日、小惑星「リュウグウ」に到着した。高度約20kmの地点をホームポジションとして、2019年11~12月にリュウグウを離れるまでリュウグウの観測やサンプル採取に挑戦する。はやぶさ2は、最終的には2020年末に取得したサンプルを地球に持ち帰ることを目指す。こうした小惑星からのサンプルリターンを世界で初めて成し遂げたのが、先代の「はやぶさ」(打ち上げ2003年5月、帰還2010年6月)である。はやぶさは、燃料漏れやエンジン停止、通信途絶など数々のトラブルを乗り越えて満身創痍で帰還した。そのプロジェクトを引っ張ったのが、当時プロジェクトマネジャーを務めた現・JAXA シニアフェローで宇宙科学研究所宇宙飛翔工学研究系教授の川口淳一郎氏である。同氏は現在、後進の育成と並行して、はやぶさで培った「電力制御技術」を宇宙以外の
ソニーは2018年7月31日、手のひらサイズのマイコンボード「SPRESENSE(スプレッセンス)」を発売した。ハイレゾ音源の録音/再生機能や消費電力の低さなどで、先行するRaspberry Piと差異化を図る。
入門者でも簡単に扱えるLinux OSの「Ubuntu」。そのUbuntuの最新版、「Ubuntu 18.04 LTS」が2018年4月26日(米国時間)に公開された。デスクトップOSとしてGUIを一新したのが最大の特徴だが、サーバーOSとしてもユーザーの目を引く変化がある。12年ぶりとなるインストーラーの刷新だ。 今回のUbuntu 18.04 LTSは、2年に1回の間隔で提供される安定版。2006年にサーバー版(Ubuntu Server)が独立してから12年間大きな変化が無かったインストーラーにメスが入り、GUIのデスクトップ版と同等の使いやすいインストーラーに作り替えた。Ubuntuは「他者への思いやり」を意味するアフリカの古語で、2004年の開発当初から使い勝手の向上を重視。インストーラーの刷新はその一部だ。 これまでUbuntu Serverは、ベースとなっているDebian
私的流用、顧客の説明不足…金融庁が立ち入り検査などの結果に基づき2018年3月8日に実施した行政処分は、現在の仮想通貨交換業者の「惨状」を示すものだった。顧客から預かった顧客資産を幹部が私的に流用していたビットステーションなど業務停止命令を受けた2社を含め、7社が行政処分を受けた。
患者が会計を終えるまで長時間待たされる、後日支払うよう求められる――。東京大学医学部附属病院の外来窓口で2018年初から混乱が続いた。トラブルの元は電子カルテシステムの刷新にあったことが日経コンピュータの取材で分かった。 東大病院は富士通に開発を委託し23年間利用した独自仕様の電子カルテシステムを刷新し、富士通の最新パッケージ「HOPE EGMAIN-GX」を導入。2018年1月2日に本稼働させた。だが外来診療を始めた4日以降、外来窓口が数日にわたり混乱。会計で長時間待たされたり、後日支払うよう求められたりする患者が続出した。 システム移行を担当する企画情報運営部長の大江和彦教授はトラブルについて、旧システムとの「操作性の違い」を周知できていなかったことや「富士通によるデータ移行作業の手順ミス」などを挙げた。日経コンピュータの取材に広報部門を通じて回答した。 東大病院は2017年10月から
「現在も、粛々とプロジェクトに基づく研究開発を進めている」(ExaScalerの鳥居淳研究開発部長/CTO)。 2017年12月現在、PEZYグループでスパコンの製造・開発を担うExaScalerは、創業者が不在の中でも事業を継続している。同社が開発したTOP500ランキング世界4位の「暁光(Gyoukou)」をはじめ、PEZY-SCアーキテクチャーを採用したスパコンは今も稼働している。 ExaScalerが取り組んでいるのは、文部科学省所管の科学技術振興機構(JST)の産学共同実用化開発事業(NexTEP)未来創造ベンチャータイプで、2017年1月に採択されたプロジェクト「磁界結合DRAM・インタフェースを用いた大規模省電力スーパーコンピュータ」に基づく研究開発だ。 同プロジェクトの期限は2018年6月30日まで。それまでExaScalerは、海洋研究開発機構(JAMSTEC)に設置され
「ITに全く関係ない分野からITに飛び込んで活躍しているエンジニア」や「システムインテグレーター(SIer)からWebベンチャーに転職して成功したエンジニア」など、何らか“越境”を経験したエンジニアを「越境エンジニア」と名付け、1カ月に一人ずつインタビューを掲載する。今月取り上げるのは、料理を作る人と食べる人をつなぐマッチングサービス「KitchHike」を運営するキッチハイクの共同代表/最高技術責任者(CTO)である藤崎祥見(しょうけん)氏。今回は、お寺に生まれ、僧侶として1年間修行した後、オープンソースにかかわるようになった経緯などを聞いた。 私の実家は熊本にある浄土真宗本願寺派のお寺です。お寺の一人息子で、跡継ぎとして育てられました。ところが、中学生の頃、生まれた家や場所で自分の職業や人生が決められることにどうしても納得がいかなくなった。跡継ぎの問題で意見が合わず、私が家を出ることに
2018年中に新元号が公表される見通しになったことを受けて、ITベンダーが顧客企業のシステムや自社のソフトへの影響調査に動き出した。焦点の1つが元号を一文字にまとめて表示する「合字」の取り扱いだ。Unicodeに新元号の合字を登録することが検討されている。日本マイクロソフトは合字の処理方法をはじめ、同社製品の元号に関する影響を調べる。結果に応じて同社製品の改修や顧客企業への情報提供を検討する。合字を使っている企業はシステム改修が必要になる。 「改元は極めて複雑な、非常に多くの検討事項や作業が必要になる」。日本マイクロソフトはブログを通じて、改元に対応したシステム関連作業についてこう指摘する。作業の一例として元号を表示する合字への対応を挙げる。合字とは「㍻」「㍼」など、いくつかの文字を一文字で表示したものだ。 経済産業省 国際電気標準課によれば「新元号の合字へコードを割り当てる検討が始まって
京都市は2017年10月11日、NEC製メインフレームで稼働している基幹業務システムの刷新プロジェクトについて、バッチ処理プログラムの移行業務を委託していたシステムズ(東京・品川)との業務委託契約を解除したと発表した。作業の遅れで京都市は既に稼働時期を2017年1月から2018年1月に延期していたが、それがさらに遅れて2020年になる見込みである。新システムの稼働時期は、当初予定よりも3年以上の遅れとなりそうだ。 京都市は2014年から81億円を投じて、国民健康保険や介護保険といった福祉系のほか、徴税、住民基本台帳の管理など18業務を担っている基幹系システムの刷新プロジェクトを進めてきた。現行システムは30年前に稼働し、COBOLで構築している。 既に京都市は、福祉系のオンライン処理の刷新を予定通りに終了させている。地場のITベンダーなど5社が落札し、COBOLプログラムをポルトガルのアウ
2017年8月25日、NTTコミュニケーションズ(NTTコム)のインターネット接続サービス「OCN」で発生した通信障害に関して、インターネット通信関連の識者は誤った経路情報が大量に流れたことが原因ではないかとの見方を示した。ここでいう経路情報はルーターがBGP(Border Gateway Protocol)というプロトコルを使って交換するものだ。 日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)の岡田雅之氏は、NTTコムは複数の組織と対等な関係でネットワークの経路情報をやり取りしているが(これを「ピアリング」という)、そのうちのある組織が誤った経路情報を大量に流したのではないかと話す。その結果、「NTTコムを介してインターネットに接続していた企業のルーターが、大量の経路情報を受け取り高い負荷がかかり、一部はフリーズしたような状態に陥るなどして通信障害につながったのではないか」(岡
キャンペーンという実験的な取り組みだが、radikoがNHKのラジオ番組を配信する。2017年5月26日に開催された総務省の「放送を巡る諸課題に関する検討会」でNHKが報告した。 NHKと日本民間放送連盟のラジオ委員会は2011年度から毎年度、共同でキャンペーンを実施してきた。「ラジオは災害時に有効な伝達手段であること、将来においても重要な放送メディアであること」をアピールするという趣旨での取り組みである。この一環で、2016年夏ごろからネット配信をテーマに両者で意見交換をしてきたという。 この結果、2017年度の共同キャンペーンで、NHKのラジオ番組をradikoを通じて配信する方向で合意したと、NHKが報告した。実施期間や実施地域といった詳細は検討中である。 NHKとしてこの配信実験を行うため、NHKのインターネットの実施基準の一部変更について総務省に認可申請を行った。NHKラジオのネ
会社のオフィスの出入り口にある打刻機のカードリーダーにSuicaやiPhone 7、Apple Watchをかざすだけで、従業員の出退勤時間が自動的に記録される。そんな勤怠管理システムを、Speeeが自社向けに開発し、2017年4月初めから運用を開始した。特徴は、打刻機に小型コンピュータ「Raspberry Pi」(以下、ラズパイ)を採用することで、機器のコストを大幅に下げた点だ。 いちいちWebページを開くのは面倒 Speeeは、Webマーケティングやインターネットメディアの運営を手掛けるIT系ベンチャー企業である。同社の以前の勤怠管理システムは、PHPで書いたWebアプリケーションだった。従業員が出退勤時にWebページを開きボタンを押して、出退勤時間を打刻していた。しかし、いちいちWebブラウザーを立ち上げてボタンを押すのは意外に面倒。毎日のこととなると、日常的に打刻漏れが発生していた
人工知能(AI)の開発者が研究開発に当たって留意すべき原則「AI開発ガイドライン(仮称)」の素案を策定するため総務省が設置した産官学会議から、AIスタートアップのPreferred Networks(PFN)が離脱していたことが明らかになった。 Preferred Networksは深層学習(ディープラーニング)開発のスタートアップ企業で、深層学習フレームワーク「Chainer」の開発元としても知られる。 総務省 情報通信政策研究所は、同ガイドライン素案策定のための産官学会議「AIネットワーク社会推進会議」を主催している。2016年12月には、素案策定に向けた論点整理を公開した。 この素案は、日本政府がOECD(経済協力開発機構)などに提案することを目的に策定するもので、「日本の法制度に直接反映させることを想定したものではない」(同研究所)という。 だがこの方針に対し、2017年1月まで同
電子機器の開発・販売を手掛けるメカトラックス(福岡市)は2月21日、低価格の小型PCボード「Raspberry Pi(ラズベリーパイ)」を太陽光発電で運用できる「ラズベリーパイ屋外稼働キット」の販売を開始すると発表した。 「ラズベリーパイ」は、プログラム教育用に開発された後、ビジネスや大学研究者などでの利用も増え、全世界で累計1000万台以上が販売されている。「ラズベリーパイ屋外稼働 キット」は、太陽光パネルや通信モジュールなどをセットにした。IoT(モノのインターネット)分野などでの利用を想定している。販売価格は19万8000円(税抜)。 出力20Wの太陽光パネルと20Ahの 鉛蓄電池を備え、夜間は蓄電池の電気を使って稼働する。電源コンセントやインターネット接続環境のない屋外でも、太陽光と無線通信でラズベリーパイをインターネットに接続できる。データ通信用の3G通信モジュールなども含めて防
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