私はシステム屋さんなので、所謂、優良企業のお仕事もさせて頂くことがある。 実際に関わってみて、朝の3時に経過報告のメールを出して帰ろうとしたら、返信が来て帰れなかったとか(苦笑)。 超優良企業とされる企業でも、当然のようにサービス残業で徹夜をしているってことはありました。 しかし、そういう企業は「ブラック企業」とは言われません。 「ブラック企業」の批判のほとんどは、「激務の割に賃金が安い」。(高ければ問題ない) 詰まるところ、ブラックかどうかは賃金の多寡に集約されるのでしょう。 ■ブラック企業は市場原理で賃金が決まる ブラック企業と言われる企業は、総じて離職率が高いのですが、離職率が高いということは、それだけ雇用の流動性が高いといえます。 流動性が低い(年功序列のある)優良企業では、年齢などで賃金が決まってしまいますが、流動性が高ければ、市場原理、つまり、その時点の市場価値(≒能力)によっ