先日イギリスのフォックス国際貿易相がロンドン市内で講演し、 イギリスが欧州連合(EU)を来年3月に離脱した後に、 環太平洋パートナーシップ協定(TPP)への参加を目指す意向を表明しました。 フォックス氏は英国のTPP参加について、 「世界で最も急速な成長を遂げている地域の中心に、 イギリスが位置されることを意味する」と述べていらっしゃいます。 TPP参加国は現在までのところ、環太平洋地域に限られていますが、 英政府は参加条件に地理的な制約がないことを確認しており、 茂木経済再生担当相も、英国の参加は可能との見解を示しています。 TPPに参加する11カ国のGDPの合計は全世界の13パーセントを占めており、 仮に英国が参加することになれば、17パーセントに高まることになります。 TPP参加国であるシンガポールのリー首相が合意後、 「安倍首相がリーダーシップを発揮し巧みに舵を取ったことで、 ゴー