ライフスタイルが多様化し、「働き方」に高い関心が集まる昨今。科学的なアプローチによって“理想の働き方”を分析するMITメディアラボ研究員のBen Waber氏が、新著『職場の人間科学』(早川書房)の発売を記念して、プレゼンテーションと、ゲストを招いたトークセッションを開催しました。 「People Analytics」とは、仕事の生産性や満足度を上げる方法を、データの解析によって導き出す手法のこと。Ben氏の取り組みの注目すべき点は、これまで経験則や主観的な観察によって得ていたデータを、オフィスでのWebの閲覧履歴やメールの記録、そしてウェアラブル・センサーなどから得られるビッグデータに基づいて科学的に解析するところです。 Ben氏によるプレゼンテーションに先駆け、司会進行を務める「TOKYO WORK DESIGN WEEK」の横石氏と、モデレーターのロフトワーク代表・ 林千晶が開催趣旨