身も蓋もないタイトルですいませんね。 さて、日本は有数の識字率を誇る一等国、文明国であるとされますが、こういうものは、数字のマジックですので実態はありません。 字は読めるけど内容は理解しない人とかが多勢です。 もうちょっと高等な部類でも、読んだことをそのまま馬鹿正直に信じる人が大半です。 遺伝子組替えの大豆でない、とか、国産牛肉である、とか、無添加無農薬だとか、表に書いてあればそれを鵜呑みにするし、マイナスイオンだとか、磁力で肩こりが治るとか、壷を買うと幸せになるとか、O型はだらしがないとか、婆ちゃん俺だよ俺、とか、とにかく、もっともらしい能書きがついていれば、何でも信じるのが日本人の特徴です。 検証したり、疑問を発したりする能力が総じて恐ろしく低い。 たとえば、ある大学で、こうしたメディアリテラシーに関する社会学のレポートを学生に提出させる際に、担当教員がこんなイタズラ実験をしました。