人気アニメ映画「トイ・ストーリー3」が全米で公開以降、興行収入3億1050万ドル(約273億円)を突破した。快進撃の背景を、経済評論家の勝間和代さん(41)は、現代社会で勝ち抜く“ヒント”がちりばめられているからと分析する。 本作は、大学進学で家を出る主人公・アンディとおもちゃたちの別れがテーマだ。お気に入りのカウボーイ人形・ウッディ以外のおもちゃは、母親の手違いでゴミ置き場へ…。やっと脱出したが、新たな危険が迫っていた−。 「リーダーのウッディは、裏切られたと思っているおもちゃたちに声をかけ続けるんですね。皆が怒ろうが、いくつも方法を考えてひたすらしつこく助けようする」。これこそが、社会で成功した人に共通する秘訣「成功するまでやる」に通じるという。 “勝間流”の鑑賞法として「打席に立つための5つの方法」も提示した。(1)リスクを取ることを恐れない(2)労力を惜しまない(3)しつこくしつこ