ネット上での誹謗中傷の状況についての連載の2回目は、国際大学の研究プロジェクト「InnovationNippon」の発表から「ジャーナリストへの誹謗中傷の実態」を取り上げる。 「特定のニュース記事・コンテンツに対してコメント」するジャーナリスト58.0% <ネット上の誹謗中傷 女性よりも男性、年齢が低い人ほど多い傾向 被害受けやすい属性、行動、投稿内容とは?(鷲尾香一)>の続きです。 調査は、文献調査と過去1年以内にSNSや動画サービスで、実名と、所属組織や記者であることを明らかにしたアカウントを持っているジャーナリストを対象とした。 アンケート調査によって行われ、新聞協会所属企業に所属67人、新聞協会所属企業にコンテンツを提供しているフリーランス39人、新聞協会所属以外の企業に所属38人、新聞協会所属企業にコンテンツを提供していないフリーランス56人の合計200人の回答による。 なお、こ