米国の経済指標である消費者物価指数(CPI)は、物価の変動を示す重要な指標の一つです。最近のCPI統計によれば、変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数が、市場予想を上回る伸びを示しています。これはインフレ圧力が再度強まっていることを示唆しており、米国の金融政策に影響を及ぼす可能性があります。 コア指数とは? コア指数は、食品やエネルギーなどの変動の大きい要素を除いたCPIの部分指数です。エコノミストは、基調的なインフレの指標として、総合CPIよりもコア指数を重視しています。なぜなら、食品やエネルギー価格は一時的な要因によって大きく変動することがあるため、これらを除いたコア指数の方が長期的な傾向を反映していると考えられているからです。 最新のデータ 3月CPI(消費者物価指数) <CPI/前年比> 結果:+3.5% 予想:+3.4% <CPI/前月比> 結果:+0.4% 予想:+0.3%
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