アルゼンチン・サンマルティンの刑務所でラグビーの練習に向かう受刑者(2017年6月6日撮影)。(c)AFP/EITAN ABRAMOVICH 【7月25日 AFP】殺人、強盗、その他の暴力犯罪で、アルゼンチンの厳重警備の刑務所に入れられた受刑者たちが、荒々しいスポーツのラグビーを通じて償いを求めている。 ブエノスアイレス(Buenos Aires)北部サンマルティン(San Martin)の刑務所内で結成されたラグビーチーム「スパルタンズ(Spartans)」。受刑者たちはラグビーにわずかな自由を見いだし、そして自らの攻撃性に気づき・対処する機会にもなる。チームメンバーの出所後の再犯率は極めて低い。 ジョニー・アセベド(Johny Acevedo)受刑者(29)は、刑務所内でのトレーニング中にこう語った。「俺はスパルタンズでセカンドローのポジションだ。強盗中に人を殺して刑務所に入った」 ア