この夏、大阪ミナミのアメリカ村にオープンした海外の人気雑貨店が、開業ひと月もたたずに突然休業した。 「“北欧の100円ショップ”日本上陸」などと騒がれ、話題を呼んだデンマークの激安雑貨チェーン「タイガー」だ(店舗についての詳しい記事はこちら)。7月21日のオープンから4日目で臨時休業し、再オープンしたものの、8月16日から再び休業。9月22日、1カ月余りの長期休業を経て再々オープンした。 予想以上の客が殺到し、開店4日目に突然の休業 7月21日、オープンの日。大阪市内は朝から快晴に恵まれ、一番乗りの客は早朝5時45分から開店を待ちわびた。11時の開店時には約400人が並び、その後も列は四ツ橋筋近くの阪神高速高架下まで続いた。混雑を避けて入場制限したため、入店するまでに約2時間、さらに精算に約1時間。この日の午後はにわか雨に見舞われたが、終日行列が絶えなかった。タイガーを運営するゼブラA/S