トルコがテロ組織に指定する武装組織クルド労働者党(PKK)が12日、武装闘争を終結し、解散を決定したと発表した。写真は、同党指導者アブドラ・オジャラン受刑者の写真を掲げるデモ参加者。トルコのディヤルバクルで2月撮影(2025年 ロイター/Sertac Kayar) [イスタンブール 12日 ロイター] - トルコがテロ組織に指定する武装組織クルド労働者党(PKK)が12日、武装闘争を終結し、解散を決定したと発表した。

トルコがテロ組織に指定する武装組織クルド労働者党(PKK)が12日、武装闘争を終結し、解散を決定したと発表した。写真は、同党指導者アブドラ・オジャラン受刑者の写真を掲げるデモ参加者。トルコのディヤルバクルで2月撮影(2025年 ロイター/Sertac Kayar) [イスタンブール 12日 ロイター] - トルコがテロ組織に指定する武装組織クルド労働者党(PKK)が12日、武装闘争を終結し、解散を決定したと発表した。
埼玉県川口市内で女子中学生に性的暴行をしたとして今年3月に逮捕されたトルコ国籍の無職男が有罪判決を受け、執行猶予中の9月に12歳の少女に再び性的暴行をしたとして逮捕、起訴されていたことが6日、わかった。男はトルコ生まれ日本育ちの在留クルド人で、事実上の「移民2世」。難民認定申請中で仮放免中だった。 埼玉県警は2度目の事件について発表していなかった。情報を知った埼玉県議が問い合わせても県警は答えなかったという。 起訴されたのは、さいたま市南区大谷口の無職、ハスギュル・アッバス被告(21)。 起訴状によると、ハスギュル被告は9月13日午後8時ごろから同11時15分ごろまでの間、川口市内のコンビニ駐車場などに止めた乗用車内で、12歳の少女に性的暴行をしたとして不同意性交の罪で起訴された。現在公判中という。 ハスギュル被告は今年1月、川口市内の別のコンビニ駐車場に止めた乗用車内で、東京都内の10代
[アンカラ 23日 ロイター] - トルコ政府は23日、首都アンカラ近郊にある主要軍需産業「トルコ航空宇宙産業(TUSAS)」の本社が襲撃を受け、5人が死亡、22人が負傷したと発表した。 エルドアン大統領は襲撃を「テロ攻撃」として非難。イェルリカヤ内相も「テロ攻撃」との認識を示した上で、実行犯2人が殺害されたと明らかにした。負傷者のうち2人が重体という。 現地メディアは大きな爆発があったと報じたほか、アサルトライフルなどで武装した襲撃者がTUSASの社屋に入っていく映像や、駐車場での銃撃戦の映像を報じた。目撃者によると、現場で銃撃と大きな爆発音が聞こえた。
トルコのエルドアン大統領はガザ地区への軍事作戦を続けるイスラエルのネタニヤフ首相について「ヒトラーと何ら変わらない」などと述べて激しく非難しました。 これに対してネタニヤフ首相は強く反発していて、両国の関係は悪化の一途をたどっています。 トルコのエルドアン大統領は27日、首都アンカラで開かれた式典で演説し、イスラエルによるガザ地区への軍事作戦について「イスラム教徒としてわれわれはこの弾圧を止められないことを恥じている」と述べました。 その上で「ネタニヤフのしていることはヒトラーがしたことと何か違うのか。いや、何ら変わらない」と主張し、かつてユダヤ人を虐殺したナチス・ドイツのヒトラーを引き合いに出して、ネタニヤフ首相を激しく非難しました。 これに対してネタニヤフ首相は「クルド人を虐殺し、政権に批判的な記者を投獄するエルドアンがわれわれに道徳を説けるはずがない」と強く反発したうえで「イスラエル
トルコとスウェーデンはコーラン焼却をめぐり対立をエスカレートさせている。右傾化するスウェーデンでは「表現の自由」を理由にコーラン焼却が法的に認められた。やはり極右が台頭するトルコは強硬姿勢を強めており、スウェーデンのNATO加盟はほぼ不可能な水準に近づいている。 中立を国是にしてきたスウェーデンは、ロシアによるウクライナ侵攻をきっかけにNATO(北大西洋条約機構)加盟を申請したが、すぐに実現するのはほぼ絶望的になった。その直接的な理由は加盟国トルコの反対だが、それを煽っているのはスウェーデン自身の右傾化である。 コーラン焼却「合法化」の波紋 NATO加盟国の首脳会議が7月11日からリトアニアで開催される。一つのポイントはスウェーデンの加盟申請が実現するかとみられる。 ストックホルムで開催されたNATO加盟に反対するデモ(2023.6.4)。スウェーデン国民の約8割はNATO加盟に基本的に賛
埼玉県川口市で今月初め、トルコの少数民族クルド人ら約100人が病院周辺に殺到、県警機動隊が出動する騒ぎとなり、救急の受け入れが約5時間半にわたってストップしていたことが30日分かった。同市は全国で最も外国人住民の多い自治体で、クルド人の国内最大の集住地。現在国内には約314万の外国人が住んでおり、うち約7万人は不法滞在とされる。同市では近年、クルド人と地域住民との軋轢(あつれき)が表面化している。 関係者によると、今月4日午後9時ごろから、同市内の総合病院「川口市立医療センター」周辺に約100人とみられる外国人が集まり始めた。いずれもトルコ国籍のクルド人とみられ、翌5日午前1時ごろまで騒ぎが続いたという。 きっかけは、女性をめぐるトラブルとみられ、4日午後8時半ごろ、トルコ国籍の20代男性が市内の路上で複数のトルコ国籍の男らに襲われ刃物で切りつけられた。その後、男性の救急搬送を聞きつけた双
トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン大統領(2023年7月7日撮影)。(c)OZAN KOSE / AFP 【7月10日 AFP】トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領は10日、スウェーデンの北大西洋条約機構(NATO)加盟について、長年停滞しているトルコの欧州連合(EU)加盟交渉が再開すれば支持すると述べた。 11日からリトアニアで開催されるNATO首脳会議に出席するエルドアン氏は、テレビ放送された出発前のインタビューで、「まずトルコのEU加盟への道を開いてほしい。そうすればわれわれは、フィンランドに対してそうしたように、スウェーデンの(NATO加盟への)道を開くだろう」と述べた。 またエルドアン氏は、9日にジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領と電話会談を行った際にも、この要求を伝えたと明らかにした。 トルコは1987年、EU
ウクライナ情勢で仲介役を買って出るなど存在感を増す中東のトルコで28日に行われた大統領選挙の決選投票は、現職のエルドアン氏が当選したと選挙管理委員会が発表しました。 20年にわたって長期政権を担ってきたエルドアン氏が引き続きトルコのかじ取りを担うことになりました。 トルコの大統領選挙は、今月14日に行われた投票の結果当選に必要な過半数の票を得た候補がおらず、28日、現職のエルドアン氏と最大野党の党首で、6つの野党の統一候補として立候補したクルチダルオール氏との間で決選投票が行われました。 トルコの選挙管理委員会は、日本時間の29日午前4時半すぎに現職のエルドアン氏が当選したと発表しました。 トルコの政府系の通信社アナトリア通信によりますと、開票率99.85%の時点で得票率はエルドアン氏が52.16%、クルチダルオール氏が47.84%となっています。 エルドアン氏は日本時間の午前6時ごろから
2023年2月6日に大地震に見舞われたトルコは、5月に大統領選を含む総選挙を控えています。この地震によるトルコ内政への影響や中東諸国をめぐる情勢について、東京大学先端科学技術研究センター教授の池内恵先生に聞きました。 震災とトルコ内政 ── 今回の地震は、トルコの内政にどのような影響をもたらしましたか? 2023年は、トルコにとって大統領選挙と議会選挙がともに実施される重要な年です。21年目の長期政権となる与党「公正発展党(AKP)」を率いるエルドアン大統領は、今年の選挙で再選されること、そして議会選でも勝利することを目標としてきました。1923年はトルコ共和国建国から100周年という節目の象徴的な年にあたり、エルドアン政権にとって、さらなる長期政権を確立することは、歴史的に大きな意味を持つと考えられていました。まさにその年に発生した大地震は、エルドアン政権のこれまでの功績を霞ませ、支持基
トルコ南東部で発生し、トルコとシリアに甚大な被害をもたらした地震では、多くの建物が倒壊した。その中には、耐震性能をうたう比較的新しいものも含まれた。真新しいマンションが崩れた様子に、トルコ国内では怒りの声が上がっている。BBCは、がれきと化した新しい建物3棟に注目し、その安全性について調べた。 マグニチュード(M)7.8と7.5の2つの地震が6日未明と同日午後にトルコ南東部で発生し、トルコ南部とシリア北部にまたがる広い地域で数千棟の様々な建物が倒壊。2万人以上が死亡した。
スウェーデンでデモ、コーラン燃やす トルコ猛反発、NATO加盟で火種 2023年01月22日20時31分 21日、ストックホルムで行われたクルド人支持のデモ(EPA時事) 【ストックホルム・ロイター時事】スウェーデンの首都ストックホルムで21日、トルコ大使館近くで行われたデモの参加者が、イスラム教の聖典コーランを燃やす騒ぎがあった。トルコ政府は「全く受け入れられない」と反発。スウェーデンが北大西洋条約機構(NATO)加盟に向けてトルコの協力を求める中、新たな火種となりつつある。 スウェーデン、NATO加盟に新たな障害 クルド人活動にトルコ猛抗議―亡命者引き渡し巡り トルコ政府は、同国が「テロリスト」と見なす少数民族クルド人武装組織メンバーへの対応でスウェーデン政府が明確な姿勢を示すことが、NATO加盟に同意する条件だと主張している。ストックホルムでは同日、クルド人を支持しNATO加盟に反対
政府としてウクライナの領土の一体性を支持すると強調したトルコのエルドアン大統領/Adem Altan/AFP/Getty Images (CNN) トルコのエルドアン大統領は23日、自国の立場を改めて表明し、トルコ政府はウクライナの領土の一体性を支持し、ロシアが2014年に行ったクリミア半島の併合に反対すると明らかにした。トルコ国営アナトリア通信が伝えた。 エルドアン氏は、ウクライナ首都キーウで開催された国際会議「クリミア・プラットフォーム」にビデオメッセージを寄せ、クリミア半島はウクライナに返還されなければならないと述べた。同国際会議はクリミア半島問題の平和的解決を目指して設立され、開催は今回で2回目。 エルドアン氏は、「クリミア半島のウクライナへの返還は基本的に国際法上の要請だ」と述べた。 エルドアン氏はトルコ政府が引き続きクリミア・プラットフォームを支援すると述べた。 エルドアン氏は
自然の岩盤から彫られた高さ2.4メートルほどの硬直した朱色の男根が十数個、青天井の小部屋に押し込められているのを私は見つめている。 同様に、天然の岩を切り出して彫られた奇妙な頭像(人間か、悪魔か、司祭か、神か?)がこの男根型のトーテムを睨んでおり、あたかも原始のガーゴイルのようだ。その表情は陰鬱で、ほとんどしかめつらだ。 彼、または彼女、あるいは「それ」は、この状況のすべてが気に入らないかのように見える。白日の下で何もかもがむき出しの状態となり、130世紀ぶりにこの娑婆に晒されているということが。 そう、130世紀ぶりなのだ。というのも、トルコ東部、砂煙の舞うハッラーン平原からいま現われ出でんとするこれらの男根、独特の小部屋、そしてカラハン・テペの名で知られるこの不可思議な場所全体は、信じがたいほどに太古の存在なのだ。言い方を換えれば、推定1万1000〜1万3000年前に建造されたものなの
トルコ・イスタンブールで一般公開された「地下宮殿(バシリカ・シスタン)」の名で知られる貯水槽(2022年7月26日撮影)。(c)Yasin AKGUL / AFP 【8月6日 AFP】国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)の世界遺産に登録されているトルコ・イスタンブール歴史地域で、「地下宮殿(バシリカ・シスタン、Basilica Cistern)」の名で知られる貯水槽の一般公開が再開された。 この貯水槽は、紀元542年に東ローマ帝国の皇帝ユスティニアヌス1世(Justinian the Great)によって建設された。5年の改修を経て、音と光の演出を楽しみながら涼を味わえる空間となった。 ユスティニアヌス1世の時代に首都だったこの街には、ローマ時代からオスマン帝国時代にかけて建設された貯水槽が100か所以上存在した。(c)AFP
ウクライナの軍や南部オデーサ州の当局者などは、黒海に面したオデーサの港が23日、ロシア軍のミサイル攻撃を受け、2発が着弾して港湾施設が被害を受けたと発表しました。 オデーサをめぐっては、ロシア軍による封鎖で小麦などの輸出が滞っている問題を受け、ロシアとウクライナ、それに仲介役のトルコと国連が、輸出の再開に向けオデーサなど3つの港から船を安全に航行させる手順などについて、22日、合意したばかりでした。 オデーサへの攻撃について、ウクライナ外務省は「ロシアは、トルコや国連の尽力で合意に至った約束を、24時間もたたないうちに破り、台なしにした。今回の攻撃は、合意に多大な貢献をしたトルコのエルドアン大統領や国連のグテーレス事務総長に、プーチン大統領が唾を吐きかけたものだ」とする報道官の声明を発表しました。 そのうえで「合意を履行しない場合、ロシアは世界的な食料危機の全責任を負うことになる」と強く非
トルコ、国境地帯で近く軍事作戦 NATO問題複雑化も 2022年05月24日06時04分 トルコのエルドアン大統領=9日、アンカラ(AFP時事) 【イスタンブール時事】トルコのエルドアン大統領は23日、閣議後の演説で、南部の国境沿いで近く軍事作戦を行う計画があることを明らかにした。シリアのクルド人武装勢力を標的にしたものとみられ、欧米諸国からの反発を招く可能性が高い。スウェーデンとフィンランドの北大西洋条約機構(NATO)加盟をめぐる問題もさらに複雑化しそうだ。 NATO加盟へ「措置」期待 スウェーデン首相らと協議―トルコ大統領 エルドアン氏はトルコ南部の国境地帯が「頻繁な攻撃にさらされている」と強調した。その上で、脅威に対処するため国境から30キロにわたる安全地帯を築く必要性を訴えた。26日に国家安全保障会議を開いて協議の上、決定を下す見通しという。 国際 コメントをする
トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン大統領(2022年5月9日撮影、資料写真)。(c)Adem ALTAN / AFP 【5月17日 AFP】トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領は16日、フィンランドとスウェーデンの北欧2か国による北大西洋条約機構(NATO)への加盟に反対すると明言し、両国がテロに対する明確な姿勢を示していないと改めて非難した。 エルドアン氏は、「トルコに制裁を科す国のNATO加盟は承認しない」と言明した。スウェーデンは、トルコが隣国シリアで実施した軍事作戦をめぐり、2019年からトルコへの武器売却を停止している。 フィンランドとスウェーデンは、ロシアのウクライナ侵攻を受け、NATO加盟を申請する意向を公式に表明。新規加盟には、トルコを含む加盟全30か国の承認が必要となる。しかしトルコは、同国や欧州連合(EU)、米国に
ある日、若者たちがSNSに投稿した「バナナを食べる動画」。ありふれた1シーンにしか見えませんが、この投稿をきっかけに、若者は国を追われる瀬戸際に。 でも、なぜ? 背景には、一皮むくだけでは分からない事情がありました。 (イスタンブール支局長 佐野圭崇) 発端となったのは2021年10月、トルコのネットテレビ局が行った街頭インタビュー。マイクを持つリポーターが尋ねたのはトルコの大統領選挙についてでした。 そのとき、あるトルコ人の女性が、別の人のインタビューに割って入り、トルコで暮らす難民について持論を展開。シリア人もアフガニスタン人も母国に帰るべきだ、全員をトルコに受け入れる余裕はない、と訴えたのです。 この発言に、となりにいた男性も同調します。 「シリア人は俺たちより楽に暮らしている。俺はバナナも食えない。お前たちはキロ単位でバナナを買っているじゃないか」 その場に居合わせたシリア人の女性
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く