ケニアのオロイディエン湖(Oloidien Lake)に集まったフラミンゴの群れとキリン(2012年5月3日撮影、資料写真)。(c)AFP/Carl de Souza 【1月10日 AFP】古代ローマ人はキリンやフラミンゴ、さらには遠くインドネシアから運ばれた各種のスパイスを食べていたことが、イタリア南部ナポリ(Naples)の近くにある古代ローマ都市ポンペイ(Pompeii)の発掘調査を基にした研究で分かった。 研究を行ったのは、考古学者のスティーブン・エリス(Steven Ellis)氏が率いる米シンシナティ大学(University of Cincinnati)の研究チーム。発掘した食品廃棄物を調査したところ、ポンペイで食べられていた物は、これまでに考えられていたよりもはるかに豊かで、種類も豊富だったことが分かったという。 排水溝やゴミ捨て場で発見された廃棄物の中で最も多かったのは、