黒枠のラベルは、コンテンツホルダー自身が付与したものです。グレー枠のラベルは本文解析で自動付与されたものです。 性犯罪に関する刑法改正を議論する法務省の検討会の第4回会合が7月27日に開かれ、今後話し合う論点の叩き台が公表された。強制性交等罪の「暴行・脅迫」要件の撤廃や、検察側にある性交の「不同意」の立証責任を被告人側に転換する案などが盛り込まれた。 ■同意年齢の引き上げ、時効撤廃も 法務省がこの日の会合で提案した叩き台には、主に以下のような内容が盛り込まれた。 1)「強制性交等罪」と「準強制性交等罪」の構成要件の見直し 2)地位・関係性を利用した犯罪を処罰する類型の創設 3)性交同意年齢(13歳以上)の引き上げ 4)強制性交等罪の対象となる行為の範囲拡大 5)強制性交等罪の法定刑(5年以上の懲役)の下限の見直し 6)配偶者間の性犯罪行為の処罰規定 7)他人の裸体などの性的な画像を没収でき