じゅうあみ🔴💀🔴11巻3/25発売 @a110ami 全然知らんジャンルの本を読むか…と思って香水レビューの本を読んだんですけど「許せん」の言い方にも「アラビア半島をまるごと私とその香水の間に置きたい」「アップルの匂いをつけた木工用ボンド」「嗅覚が仮死状態の人ならこの香水をつけても大丈夫だろう」等のいろんな言い方があり良かった 2023-03-13 23:34:50
![知らんジャンルの本読んでみるか…と香水の本を読んでみたらあふれる語彙による罵倒のオンパレードで良かった](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/db0b7a719f364cca0be95ee03fc07cd6bd0c0f9b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs.togetter.com%2Fogp2%2Fc682a3d39505c602929767f983a39dc0-1200x630.png)
『レトリック感覚』という、修辞技法について書かれた本が面白かった。著者の佐藤信夫さんは、東京大学哲学科卒・元国学院大学教授の言語哲学者で、1993年に亡くなっている。『レトリック感覚』が出版されたのは1978年だが、普遍的な文章技法が分かりやすく解説されており、35年経った今でも全く色あせていない。 レトリックは文芸作品だけに必要な技術ではない。例えば、第2章に登場する毎日新聞のタイトル「ふくらむ "広告塔" 世界スキー・公然の秘密」。これはアマチュアレーサーが荒稼ぎをして、財布がふくらむ事を表現した隠喩であり、新聞には商標マークつきのスキー板を見せながら、笑顔でポーズをとる選手の写真が掲載されていたそうだ。 小説、論文、ビジネス文書、ブログ記事。見出し、小見出し、本文、あとがき。レトリックはあらゆる場面で有効な技法だ。文章を書くという事は相手を説得する事と同じで、レトリックを適切に利用す
・13日間で「名文」を書けるようになる方法 高橋源一郎の明治大学大学院における「言語表現法」講義の書籍化。全13回の授業が学生とのやりとりを含めて収録されている。とてつもない名講義。言葉で語らず、インタラクションで考えさせるという高度な教授法を、毎回繰り出す。 初日、スーザン・ソンタグの「若い読者へのアドバイス」という名文が配られる。死期が近いことを悟った思想家が若者に向けて「心の傾注」という言葉をキーワードに真摯な忠告を短い手紙のように書きつづったものだが、「読み終わったら、その紙から目を上げ、窓の外を眺めてみてください。なんて美しい風景でしょう。このキャンパスのいいところは、こういうものが見られることです。すぐ横に、そんなに美しいものがあるのに、活字ばかり追いかけてはいけません。読んだものは忘れて、見ることに、傾注してください。」と先生。 オバマ大統領の演説、斉藤茂吉のラブレター、しょ
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