日本維新の会の橋下徹共同代表(44)は参院選の結果を受けて、大阪市内のホテルに設けられた開票センターで会見を行った。 橋下氏は維新でも、みんなの党でも民主党でもない新たな政党の必要性を訴えた。その新政党のキーマンは民主の前原誠司元代表(51)だという。 橋下氏は開票結果について「勝ちではない。堂々と代表として誇れることではない」と素直に負けを認めた。しかし、そんな言葉と裏腹に暗いムードは一切なかった。 維新関係者は「すでに新党結成に向けた流れになっていますからね」と明かす。橋下氏自身も「自民党に対抗できる勢力がしっかりできることが国のためになる。維新はステップ? もともと、そのつもりで日本維新の会を立ち上げた」と言い切った。 新政党の顔ぶれも、ほぼ決まっているという。前出の関係者は「まず一番重要なのが前原さん。橋下さんとの関係も良好で連絡も頻繁に取り合っている。橋下さんとの合流に壁はない」