日本貨物鉄道(JR貨物)は、2017年3月期連結決算で、鉄道事業が黒字化する見通しを発表した。 鉄道・関連の事業別業績を開示した2007年3月期から鉄道事業が黒字化するのは初めて。2016年度までの中期経営計画で掲げていた2016年度の鉄道事業黒字化を達成した。経常利益、当期純利益も同社発足以来、過去最高となる見通し。 ドライバー不足などの影響でトラック輸送から鉄道による輸送に需要がシフトしてことなどから鉄道貨物需要が好調だった。 売上高は1920億円、経常利益が86億円となった模様。 同社では「会社発足の節目に黒字を達成できた意義は大きく、今後のJR貨物グループの発展に向けて強固な基盤を構築できた」としている。 《レスポンス編集部》