宮崎県高千穂町の高千穂あまてらす鉄道(=あま鉄、高山文彦社長)に9月2日、石破茂・元地方創生担当相が訪れ、同社が動態保存しているディーゼルカーを運転体験した。 [関連写真] 同町のNPO法人「山参会」(さんさんかい)で企画された講演会に合わせ、鉄道マニアとしても知られる石破氏たっての希望で実現したもの。鉄道車両の運転は人生初だという。 石破氏が運転したのは、旧高千穂鉄道時代に使用していたディーゼルカー「TR202」。同鉄道の元運転士の指導の下、駅構内の往復900mを約30分間運転した。途中、車内放送も自ら行い、ホームにいた来場客に手を振った。ブレーキのタイミングが合わず、急停車する場面もあったが、無事に終了。「もうすぐ人生60年で、一生の夢が叶(かな)ったよう。最高の経験になった」と満面の笑みを浮かべた。 また、あま鉄が現在遊具として運行している30人乗りのトロッコ列車「グランド・スーパー
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