コンビニの“いれたてコーヒー”が話題になるなか、実は牛丼チェーン店「すき家」でも本格的ないれたてコーヒーが飲めることをご存じだろうか。 すき家を運営するゼンショーホールディングス広報室の廣谷直也氏によると現在、全国にある1952店舗中、1080店舗でいれたてレギュラーコーヒーを提供しているそうだ。「スペースが限られているビルインの店舗などでは作業導線上、コーヒーマシンの設置が難しかった。しかし、リニューアル時に導入するなどして、コーヒーを提供できる店舗数を増やしている」(廣谷氏)。 すき家の牛丼(並盛)が280円なのに対し、ホットコーヒーは100円。「安く早く食事を済ませたいときに利用する牛丼店で、あえてコーヒーを頼む人がいるのか」と思いきや、1日で最高100杯以上のコーヒーが売れている店舗もあるそうだ。いったいどんなコーヒーなのか。どんな人がどんなときに買っているのか。