世の中で「高学歴」とされる学生たちを数千人単位で見てきて思うこと、前回と違う事例をもう1つ引いて考えてみたいと思います。 別の東大生のケース 2001年か2002年の東京大学教養学部、文理共通全学必修「情報処理」の文科1、2類クラスでの出来事です。ちなみに当時は「国立大学」でしたので、私たち大学教師(助手・講師・助教授・教授はまとめて教授職 professors; assistant professor, associate professor, full professor になります)は「教官」と称されていた、そんな頃のお話です。 午前中の文系クラスが終わり、昼休みを挟んで午後の理系クラスの準備を、200人定員の巨大でシュールな情報教室(タルコフスキーの映画「惑星ソラリス」に出てきそうな感じの部屋)の教卓でしていたときのことです。 「先生さー」 と声をかけてきた2人組の男子学生がありま
大津市の市立中学2年男子生徒が自殺したことを巡って行われた全校アンケートで「(男子生徒が)自殺の練習をさせられていた」との回答を市教委が公表しなかった問題で、市教委が加害者とされる同級生らに対して直接、真偽を確認していなかったことがわかった。 市教委はこれまで、非公表にした理由を「事実を確認できなかったため」と説明していた。 市教委によると、「自殺の練習」は、生徒16人が回答に記していた。うち実名で回答した4人には聞き取りをしたが、事実は確認できず、それ以上の調査もしなかったという。加害者とされる同級生らにも聞き取りを行う機会はあったが、「練習」については一切尋ねなかったとしている。 その理由について、市教委は読売新聞に対し、「事実確認は可能な範囲でしたつもりだが、いじめた側にも人権があり、教育的配慮が必要と考えた。『自殺の練習』を問いただせば、当事者の生徒や保護者に『いじめを疑っているの
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く