大阪府北東部から京都府南部を通る片町線(学研都市線)。 現在は「学研都市線」というナウい愛称名が付いていてスマートな207・321系通勤型電車が行き交うが、かつて「牛が引っ張る片町線」とも揶揄されるほど、遅くて不便でイメージはあまり良くなかった。長尾以西の大阪府内区間は1950年までに電化されたものの、1970年代の遅い時期まで旧型国電のたまり場で、京都府下の長尾-木津間にいたっては1・2両の気動車が1~2時間に1本行き来する非電化のローカル線だった。大阪府内の電化区間でも、四条畷以東は長い間単線のままでローカルムードが濃かったようだ。 しかし、1970年代後半より急速に改善が進み、大阪都市圏の主要幹線鉄道としての地位を高める。 まず、1977年には101系新性能電車が投入され、旧型国電を一掃した。2年後の1979年には四条畷-長尾間の複線化とスラブ軌道化が施され、5年前に開通した湖西線と
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