評価:★★★★★星5つ (僕的主観:★★★★★5つ) http://ncode.syosetu.com/n4890bm/ たくさんのファンタジー小説を見ていると、かつ、小説家になろうのような中央集権的なランキングシステムを見ていると、物語には、時代や場所に「類型」というか「型」があることがわかってくる。人間の想像力は、それほど突飛ではないのだ。その中から時間を超えて生き残っていくものが、本当にすばらしい物語だといえよう。物事の楽しみ方には、同時代性やリアルタイム性を楽しむことや、そうした同じ類型の「差異」を楽しんだり、様々な方法があるので、古典を、最も優れて生き残った作品を読むことだけが、至高の読書というか物語体験というわけではないと僕は思う。 ただ、多くの物語を見ていると、たまに、「なるほどそこに注目したのか?」というような、オリジナルの骨太な「型」の重要なブレイクスルーを見せてくれる作
![『勇者のお師匠様』 三丘洋 著 勇者が救ったそのあとの世界は具体的にはどうなるのか?という重要な命題を展開しつつあるオリジナルな物語 - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a62009e8052f71f38b884f3a56c8332812cec009/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51gxYQ5ImPL.jpg)